シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

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週末に髪を切りました。おっさんが髪を切ったからと言って別に何がどうなるというものでもないんだけど、僕としては結構何がどうなったんだ。

 ここ最近は家の近くの美容院に行ってる。おっさんが美容院に行くのは抵抗が有るんだけど、特に僕はああいう所が苦手で仕方が無いんだけど、その美容院は店長が1人でやっていて、お客も予約で1人ずつ対応するからとても気楽。奥さんと娘二人が切ってもらっていて、気兼ねが無さそうだったから僕も切ってもらう事にした。

 むさくるしい長髪と髭はもうさっぱり切ってしまって、ここの所は短く、でもちょっと前衛的なカットにしてもらっていたんだけど何だかどうも地味で、今回は「短くて遊び心が有る様なカットって無いですかね?」って尋ねたらアシンメトリーを勧められた。いや、いい歳したおっさんがアシンメトリーは無いんじゃない?と思いつつも断るタイミングを逸してしまって、「あぁ良い感じです!」って言って帰ってきたんだけど仕上がりは物凄くアシンメトリー。あぁやっぱり両方とも短くしてもらえば良かった。明日から仕事でどうしよう。困った。

 ところが。誰一人として僕の髪型について何も言わない。一言も言わない。いや、何か言って欲しかった訳では無いしいちいち言われるのも面倒臭いから有難いんだけど、極端なアシンメトリーなのに誰も何も言わないというのも凄いなと思う。おっさんの髪がどんなだろうが誰も何も思わないっていうのも有るんだろうけど、これはもしかして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の顔が物凄く地味だからじゃね?

 

その圧倒的な地味さ故に極端なアシンメトリーさえも普通に見えてしまうとか。もしくは、ハレ物の様に触れてはいけない危険人物と思われたとか。