メガネ新調しました。前回買ったのは丁度3年前になる。そのまた前は5年使った。いずれもJINSのAIR FRAME。AIR FRAMEが発売された初期の頃のフレームを使ったら凄く良かったから使い続けているんだけど、同じAIR FRAMEというカテゴリーでもフレームによって良し悪しというか掛け心地が違って、前回買ったのは失敗だった。フィッティングにも問題が有るんだけど、メガネがズレてしまう。特に逆さま(逆立ちというか股越しに見る様な)になった時に顕著で、そんなシチュエーションなんかなかなか無いだろって思うかもしれないけど意外に有るんだよ。その時にメガネがどっか行ってしまうものだから何も見えないんだよ。
あと、若干見難くなってきた。それは視力の低下のせいなのか、老化のせいなのか。そこで視力測定し直してメガネを替える。
新しいメガネ。前回はハーフリムだったけど今回は普通にスクエアフレーム。何と言うか物凄くベタなフレームでもう少し冒険しても良いんじゃないかと思わなくもないんだけど、突飛なメガネだとフィット感に難が有ったり、仕事で使うのに難が有ったりするのでベタなフレーム。新調したのに、誰も何も言わないほどのナチュラルフィット。でも凄く軽くて柔軟性が有るからなかなかのフィット感で、逆さま向いてもメガネ落っこちない。
ちなみに前回のメガネが見難かったのは左目の視力低下で主に右目で見ていたせいのよう。老化じゃない(強調)。
メガネ購入するとついてくるオマケのメガネケース、前よりちょっとだけ質感が上がってる。代わりにカラーは赤か黒の2色のみ。
で、まぁこれだけなら何てことは無いただ普通のおっさんが普通のメガネ買いました。という話なんだけど、実は続きが有る。メガネ買ったらネットショップの割引券がついてきた。店頭で見かけたスポーツグラスが気になっていたので、それを買う事にした。
スポーツグラス、コンフォート フィット エアーフレーム2。カラーレンズにしてサングラスとして使う。以前JINSのカラーコントロールレンズ(紫外線によってクリヤレンズからサングラスに無段階で変色するレンズ)のメガネを作ったんだけど、色が濃過ぎて見難い。それなら最初から一定の濃さのサングラスの方がまだマシだ。スモークレンズ濃度85%にする。透過率15%なら今使っているクリップオンサングラスやオーバーグラスと大差ないんじゃないかな。
フレーム MRN-17S-147-92 12000円
レンズオプション フルカラー スモーク85% 3000円
割引 30%で11340円
ケチって普通のカラーレンズにしたけど、偏光レンズかトレッキング用(いずれも+5千円)にした方が良いかもしれない。
主に登山で使いたいんだけど、登山だと途中で破損すると非常に困る。ハーフリムだと強度的に心配だからフルリムにしたけど、結局ナイロン糸で固定する仕組みなのでちょっと微妙なフレーム。フィット感を出す為にフレームの形状がラウンドしているんだけどレンズをラウンドさせるのは困難なので苦渋の構造なのかもしれない。
もう1点懸念なのは、ヒンジ部分が樹脂製。一応広げた状態だとフレームに組み合わさって縦方向のストレスがヒンジ部分に集中しない様な構造になっているんだけど、これは強度的に大丈夫なんだろうか。山奥とか雪原とかで壊れたら嫌だなぁ。
ヒンジのパーツはフレームとツルにビス止めされている。ツル側のビスの位置がかなり離れていてヒンジの樹脂パーツはスプリングの機能を果たしている。だからツルには内側(メガネを保持する側)にテンションが掛かる仕組み。スポーツグラスなんだからアクティブな用途は当然想定して設計しているんだろう。
ちょっとゴツめのフレームだけど掛け心地は悪くない。普通のエアーフレームに比べると若干重いけど、逆さ向いても落っこちないのでフィット感も悪くない。掛けた印象はなかなかイケイケなスポーツグラスっぽくて、登山やジョギング、サイクリングに活用出来そう。
で、失敗だったカラーコントロールレンズ。一時期登山しているTVCMを放映してたりしたので期待してたんだけど、濃くなり過ぎて見難くてあまり使ってない。で、今さらなんだけど、わざわざメガネ1式新調しなくてもこのフレームのレンズ替えれば良かったんじゃね?ほら一番上の画像と比べても違い分かんないよね。ほとんど同じだよね。レンズ替えるだけなら3千円で済んだのに。
追記
JINSのスポーツグラスを実際に使ってみた感想。
逆光でやや暗い印象。レンズが暗過ぎたか?と思ったので手持ちのサングラスと比較してみた。
比較の為に色が入っていない普通のメガネ。
今回買ったスポーツグラス+スモーク85%。こうして見ると極端に暗くない。
普通のメガネ+クリップオンサングラス。登山で良く使う。使用感は違和感無い暗さ。JINSのスモーク85%と比べると若干明るい様に見えるけど実際に掛けた感じでは明るさはほとんど変わらない。JINSの方がややシャープに見える。
LOGOSのオーバーグラス。可視透過率10%だから、90%相当でJINSやクリップオンと比べるとやや暗い。側面まで覆う形状なので簡易的なゴーグルの様な使い方も出来るかと思うけど、ツルの部分がキツくて長時間掛けると圧迫感で痛む。あと、ツルのヒンジ部分が割れて壊れた。
こうして見ると、そんなに悪くなさそう。まぶしいのも苦手だけど暗いのも苦手で、老化で調光機能が低下しているのか(*_*) 掛けっ放しにするならもう少し明るめのレンズの方が良かったかもしれない。
スポーツグラスは掛ける部分の調整は手で簡単に曲げる事が出来るので自分でフィットさせられるので使い勝手が良い。若干重いのとヒンジが樹脂なのが懸念だけど、コストパフォーマンスは悪くなさそう。
追記
フレーム壊れた。
2019年10月だから、1年半位で壊れた。ヒンジの部分はフレームがかなり細く、ちょっとした衝撃で破損する。僕は大抵掛けっ放しなので接着剤でむりやり固定して使っていた。
2020年2月、2年でフレームが完全に壊れた。仕事中にヘルメットをぶつけ、ヘルメット越しにメガネフレームが圧迫された。過去にも同様の現象は有ったけど、いつもは鼻当てが曲がる。鼻当て曲がる前にフレームが割れた。機械や光学品はかなり丁寧に扱うので、こんな壊れ方をしたのは初めてだ。元々材質に難が有りそうだ。安価なメーカーの過度に華奢な樹脂フレームは信頼性に掛けるので止めた方が良い。