シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

焼岳 中の湯から途中まで

 

 

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

  

2018年8月26日(日)曇り
焼岳に登る

 
08:05 登山口 無風 17℃
10:00 広場
11:45 登山口

 

駐車場発〜駐車場着 4.7km 3時間40分(休憩含む)
駐車場標高:1657m 最高点:2045m 標高差:388 累積標高登り:m
道中の飲料水 0.3L(お茶0.3L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄)
靴 adidas SWIFT R Go
他 ヘルメット(未着用)

 

日曜日は天気が回復しそうで山に行こうかと思ったんだけど、子供も用事が無いと言うので連れて行く事にした。前回の御嶽が散々だったから、ちゃんと「行きたい?」って確認した上で。盆明け涼しかったのは一瞬で、いまだにクソ暑くてとても低山を歩く気にはならない。涼しくて比較的イージーな焼岳に登る。

 

 

アクセス
岐阜方面からだと国道156号を北上。郡上八幡で国道472号へ(高山方面の標識有り)。道なりに進んで県道73号へ(せせらぎ街道)。高山市街を抜けて国道158号へ(平湯温泉方面)。安房トンネルに入らず、安房峠へ。安房峠を越えてつづら折れの途中に登山口が有る。登山口付近に10〜20台程停められる。停められなければ邪魔にならない位置に路駐。
高速を使うなら東海北陸自動車道の飛騨清見ICを経由し、高山西ICで国道158号へ。

 

 

ルート

f:id:single779:20180826222243j:plain

山旅ロガーでGPSのログを取り、カシミールで表示させています。安房峠(中の湯付近)を起点に焼岳に登る一般的なルート。子供の体力を考えて途中(広場)まで。

 

f:id:single779:20180826080812j:plain

5時頃着いて仮眠する。クソ狭いコンパクトカーで(しかもフルバケシートで)二人仮眠すると流石に窮屈。と言いながら7時頃まで寝てた。行程は余裕が有るから慌てなくて良いだろう。6時位で登山口周辺は既に満車。

 

f:id:single779:20180826080755j:plain

準備してスタート。今回は僕の22リットルザックを持たせた。ザック自体が少し重いけど、バックパネルがしっかりしているからデイバッグより楽かと。まぁ、ほとんど空だけど。意外に活用してる。

 

f:id:single779:20180826090321j:plain

序盤は歩きやすい。ほんの序盤だけ。

 

f:id:single779:20180826090358j:plain

微妙な急登が続く。あれ?思ったよりしんどい。子供の足取りが重くなってきた。

 

f:id:single779:20180826222125j:plain

樹林帯を抜けて広場まで来た。ペースを落としてもしんどそうで、山頂まで持ちそうにない。山頂はガスって何も見えなさそうなので、相談の結果今日はここまでにしておく。

 

f:id:single779:20180826111423j:plain

急な石の斜面で歩きにくい。でも前回よりは足取りが軽い。広場で引き返して良かった。

 

f:id:single779:20180826114329j:plain

下ってきた。全然達成感無いけど、まぁまた今度。さてラーメン食いに行こ。


ルート

焼岳 中の湯から

 往復約7km、累積標高800m程度なので、北アルプスに属する高山の割にはかなり敷居は低い。序盤は樹林帯、後半は岩肌を登っていく。終盤は若干の岩登り。変化に富んだルートと山頂の眺望、噴煙の迫力等、短いながらも満足感、達成感が味わえる。

登山者は多く、ルートは明瞭でまず迷うことはない。序盤は歩きにくい岩の急登が散見されペースは上げにくい。イージーとはいえ2400mの高山なのである程度装備を整えておきたいのと、活火山と岩場という点でヘルメットを着用したい。

 

 感想

比較的イージーな行程と変化に富んだルート、素晴らしい眺望と迫力の噴煙等、このクソ暑い時期に初心者同伴ではうってつけの山。今回は間違いないベストな選定だろうと思ったら、子供の体力が予想よりも遥かに無かった。登りのペースは僕のフルの1/3位でとても山頂まで歩けそうになかった。地味でしんどい樹林帯だけで終わってしまったのは残念だけど、無理せずちゃんと下山するのは大事。

積雪期とか縦走、焼岳南峰などの余程のイベントが無い限りはソロなら歩かない。子供同伴だから選んだんだけど、結局しんどいだけで終わってしまった。僕自身は全然面白くなかったかと言えばそんな訳でもなく、子供と過ごせて良かったという事も有るし、体力がない人がどういう状況なのかというのも凄く勉強になった。というのも、僕の1/3のペースという事は、同じルートを歩いたとしても体感的には僕の3倍しんどいという事だ。今回5km弱しか歩いていないけど、実質的な負荷は同じでも体感的に僕が歩く15km並の負荷が子供には掛かっている。また、ペースが1/3という事は危険個所や危険な状況に3倍の時間曝される事になる。危険な状況は速やかに切り抜けたいのに、ペースが上げられない。今回天気もあまり良くなかったので、そういう状況下で体力の限界の人を歩かせたくなかったというのも有る。ハイペースで歩ける人は、ペースを上げられない人の苦労はなかなか理解し難いと思う。今回は良い勉強になった。

とはいうものの、高校生にしては余りにも体力無さ過ぎじゃないのか。これ金華山並の負荷だけど。以前は御在所や伊吹山も登っているので何処か身体が悪いんじゃないかと心配したけど、健康診断でも特に悪そうでもない。只の運動不足なのかな。様子を見ながら、今度は金華山かな。学校が始まるとまたなかなか暇が無くなるけど、だから一緒に歩けたのは良かった。

 

参考

singlesmile.hatenadiary.jp