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目指すのはジャンガリアンな生き様

SPECIALIZED VENGE EXPERT(2012) ハンドル高さ調整

 

 

ハンドルの高さ調整をする。

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 セッティングの参考資料を見ると、ハンドルバーの高さはサドル高さに対し-5cm位らしく、現状もそれ位だからあえて触る必要も無いかなと思ったんだけど、YouTubeの団長(安田大サーカス)のセッティング動画を見るとほぼシート高さと同じ位に合わせていた。入手時に自分の体格に合わせてサドル高さは数センチ上げているから、セッティング的にはハンドルバーも上げる事になるはず。この辺は走り方や用途、好みで変わるものなのか。それならもう少上げてみよう。

 

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と思ったんだけど、ご丁寧にステアリングコラム(ハンドルの軸棒)がカットされていてこれ以上上げられない。ステム(ハンドルバーの支柱)から上に棒が出ていないから、ステムを上げられない。諦めようかと思った時に「ステムひっくり返せばええよ」と書いてる記事を見掛けた。なるほど、よく見るとステムは真っすぐではなく角度が付いている。ひっくり返せばハンドルの取付位置が上がる。セッティング本には「ステムをひっくり返すとロゴが反対向きになって格好悪いからやめろ」と書いてあったけど、スペシャライズドのステムは両方にロゴが書いてある。つまり、セッティングの為にひっくり返して使う事を元々想定しているんだ。

 

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ステムを外すのは簡単。ステムトップのボルトとハンドルバーのクランプを外し、ステムのクランプを緩めれば抜ける。で、ひっくり返して取り付けようとしたらスペーサー部分に変な隙間が出来る。良く見るとステムの中に、更に角度を付けるカラーが入っている。上下逆さまにするとこの角度付きカラーの向きが逆になるので、抜いて向きを変えて入れ直す。

 

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カーボン柄がカラーで、その上に見える薄い物がステム内部の角度付きカラー。良く見ると前方が薄く、後方が厚くなってる。向きを合わせないと変な隙間が出来る。

あと、各ボルトの締付トルクも重要そう。というのもステムもコラムも徹底的に軽量化しているので必要最低限の強度しか無く、バカ力で締めると割れたり変形したりする。多分。なので、ステムに規定の締付トルクが記載してある。

 

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変更前と

 

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変更後。カメラアングルが低過ぎて違いが分からないけど、大体サドル高さ-1cmくらいになった。後は走りながら様子を見る。

僕の身長に対してフレームサイズはちょっと小さいかな。一応セッティングは出来たけど、適応範囲の上限付近くらいか。

 

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先日ブレーキレバー位置の調整の仕方が分からんと書いたら、Dさんが調整出来るよって教えてくれた。んだけど、どうやら僕のブレーキは古いモデルみたいで調整ネジが無い。ハイグレードモデルでもブレーキレバーの調整が無いって自転車乗りはみんなバカなの?って思ったけど、よく見たら別に下ハンドルを握らなくてもブレーキブラケット握っていればブレーキ掛けられるんだ。ブレーキレバーは引く(握る)ものと思い込んでいたけど、ブレーキブラケットを握ってレバーを押せばブレーキ掛けられる。レバーを押すから、レバーとハンドルバーとの位置はどうでも良いって事なのか。

ロードバイクのブレーキングはかなりヤバい。10kgを切る様な軽量な車体の上に70kg位のライダーが乗っかっているというバランスの悪さだから、強力なブレーキを掛けたら吹っ飛ぶ。低速で軽く掛けただけなのに簡単にリヤが浮くから、パニックブレーキ掛けたら絶対に前転しながら吹っ飛ぶ。自転車はリヤブレーキ主体なのか。そもそもあんなタイヤで止まれるんだろうか。