寒くなると始動性が悪い、スパークプラグの火花が弱い、エキサイタコイルが怪しい、というのが前回まで。アメリカ製のコイルを発注し、届いたので作業を再開する。
2/15に発注し、2/28に届いた。約2週間。予想通りの配送日。パッケージはなかなかオシャレ。
コイルも綺麗。何故か端子が5本有る(純正は4本)。純正コイルではないのでサービスデータが当てにならないから、予め新品の抵抗値を測っておく。
エキサイタコイル(黒-アース) 160Ω
オルタネータ(黄-黄) 3Ω
オルタネータ(白-白) 3Ω
取付はやや難。コイルのステータ部分に有るビスが、純正品は表側に有るけど互換品は裏側に有る。ビスが邪魔になってコイルの取付位置がかなり制限される。で、ケーブルが上手く収まらない。まぁでも何とかなる。
ケースからのケーブル取出し部は癖がついていないので取り回ししにくい。チェーンと干渉しない様に丁寧に。
エキサイタコイルの端子は分かるけど、オルタネータの端子が分からない。まぁエキサイタコイルだけ分かればエンジンは掛かるので電装は後回しにする。
が、スパークプラグの火花が見えない。
変わらん。火花飛ばんやんけ。エキサイタコイルは発電しているけど、外した純正品と大差無い電圧。おおぉ・・・23,000円が!(悶絶)。日が暮れてから確認すると、火花は飛んでいる。けど少しでも明るいと目視出来ない位弱い。もしかして僕の勘違いなんだろうか?元々この程度の火花なんだろうか?って思って色々調べて、不良スパークと良スパークを比較しているサイトを見つけた。まさにこんな感じだ。この場合はハイテンションコード不良が原因の様だけど、僕の車両はイグニッションコイルもコードもプラグキャップも新品になっているから当てはまらない。
キック始動のバイクでも、火花は目視出来る。車両は違うけど、1:20辺りでスパークテストしているのが見える。XRでも正常ならこの程度の火花は出るはずだ。
原因はエキサイタコイルしかないと思ったのに、何だこれ?分からん。プラグの接触不良でもないし、シリンダヘッドもジェネレータカバーもほぼ0Ωだからアースが浮いてしまっている訳でもない。ハーネスも確認したし、もう思い当たる所が無い。消去法であと交換していないのはパルスジェネレータだけだけど、抵抗値は正常値だし弱いながらも火花は飛んでいるし、新品購入して交換してもまたコイルの二の舞になりそうな予感が。でも原因が分からない。とんだハズレ車両だ。困った。
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