シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

サイレントギターでリハビリ

 

 

暇な時にギターを弾いています。アリアのサイレントギターAS-101S。

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中学生の頃にエレキギターで挫折したのは除いて、2006年の夏から2015年辺りまでアコースティックギターを練習していた。ギター教室には通わず独学だったのと最後の方は練習時間も少なかったけど、それでもこれだけの期間弾いていたので上手くはないけど下手ではないという微妙なレベルには達していたと思う。だけど2015年以降はほとんど触っていないので、もう6年ほどブランクが出来てしまった。

埃を被っていたギターを掃除してチューニングする。あれ?6弦の音は何だったっけ?チューニングの音階すら忘れてる。以前は暗譜で運指出来ていたのに、もう覚えていなくて指が動かない。すっかり普通の指先になってしまった左指は押弦すると痛む。右指は感覚を忘れてしまってミスピッキングする。

アコースティックギターの澄んだ音色はとても心地良い。でも、アコースティックギターの音色が心地良いのはちゃんと弾けているからであって、音が外れたりリズムがバラバラだったりノイズが混じったりすればただの耳障りな雑音でしかない。だからたどたどしい練習時にはサイレントギターは都合が良い。音がとても小さくて自分にしか聞こえないからだ。以前はあまり活用していなかったけど、今頃役に立ってる。

 

ブランクが空いてしまったのは登山を始めたからで、他にもバイクや自転車とかやりたい趣味が有ってそれらを優先させたてきたからだ。仕事が忙しくなって帰宅後に練習する時間が無くなってしまった、というのも理由っぽいけど、youtubeでダラダラ動画見てたりする時間は有ったから単にモチベーションが下がってしまっただけなんだろう。天気が悪い休日だってごろごろしていただけだから、結局チューニングして、練習して、片付けて、というのが面倒臭くなってしまったんだ。

すっかり遠ざかってしまったギターを今頃になって再び練習し始めたのは、最近老化が著しいから。反射神経とか集中力、とっさの機転などの能力が落ちている気がする。なんだかちょっとヤバい気がする、って感じて始めた脳トレアプリで「あなたは59歳相当です」って出て結果が出たりしていよいよヤバい。身体能力だけではなく、もうちょっと頭も使わないと老化が進行するんじゃないか。その点、ギターは良い。右手と左手で全く違う動作をしなければいけないから。そういう動作は脳の活性化に有効なんじゃないかと思う。いや、よく知らないけど。

面倒くさがりは相変わらずだ。それでも何とか空き時間にギターを触ってみる。まずは思い立った時に、面倒くさがって先延ばしせずにちゃんと行動出来る様に。

って思ってたんだけど、2年前に全く同じ事を書いてる。

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三日坊主になりません様に。

 

 

 

伊吹山 古屋(さざれ石公園付近)から伊吹山東尾根

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

 

 

2021年12月28日(水)曇り時々晴れ
さざれ石公園付近から伊吹山の東尾根を登り伊吹山方面を目指す。

 

07:35 県道脇

12:10 引き返し

14:00 県道脇

 

駐車場発〜駐車場着 4.2km 6時間25分(休憩含む)
駐車場標高:321m 最高点:879m 標高差:558m 累積標高登り:574m
道中の飲料水 0.6L(お茶0.3L コーヒー0.3L)

着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー マイクロフリース(未着用) ULダウン(未着用) シェルジャケット(未着用)
着衣(下) シェルパンツ タイツ
靴 ASOLO SHERPA GV 冬用ゲイター スノーシュー アイゼン(未使用)
他 ヘルメット ストック ピッケル(未使用) ゴーグル(未使用) バラクラバ(未使用)

 

アクセス

国道417号線から県道32号、春日方面(西)へ。途中左折して県道257号、さざれ石公園方面へ。積雪期はさざれ石公園まで車では進めない。公園手前の貯水槽までは除雪されている。四駆でなくても行けるがスタッドレスタイヤは必要。

 

ルート

f:id:single779:20211228172824j:plainさざれ石公園手前の県道から尾根に取り付き尾根沿いに登る。下りは1つ南の尾根を下る予定だったけど、時間と体力を考慮してピストンで戻った。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

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7時半では、さざれ石公園方面の道路が除雪されていない。四駆でも進めないし、除雪の邪魔になるので停めれる場所を探す。

 

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変な所に停めると除雪の邪魔になるので、いつも通りさざれ石公園手前の空地に停めて歩くつもりだった。丁度車一台分の除雪跡が有ったので車を停めて準備する。

 

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古屋という地名付近の小さな沢を目印に尾根に取り付く。登山口ですよ、と言わんばかりの隙間が。

 

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尾根に取り付き登る。急登。

 

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傾斜はこれ位。キツいけど、この辺りはまだマシな方だった。

 

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マーキングが有る。尾根沿いに続いているけど、登山用なのかは不明。

 

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やっと傾斜が緩くなったけど、しゃくなげの藪。

 

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木々の間から少しだけ伊吹北尾根が覗く。

 

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傾斜が緩くてもペースが上がらない。スノーシューを履いても膝まで埋まる。

 

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まぁ好き好んで降雪直後に来てるんだけど。

 

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ドライブウェイに向かうには、あの先のピークまで登らないといけない様。時間と体力的に無理。

 

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12時半をタイムリミットに行ける所まで登る。が、ふかふかの新雪の急登で完全なラッセル。

 

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スノーシューでも股まで埋まる。まともに登れないし、藪の痩せ尾根だからジグザグにも登れない。膝で押し潰しながら登るけど遅々として進まない。

 

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今日はこの辺で勘弁してやる。隣の尾根で下る周回ルートを取る予定だったけど、この雪の状況では下りでもペースが上がらず体力を消耗するので安全を見て同じルートで下る。

 

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登る時は気付かなかったけど、少しは眺望が得られる。全体的に地味な尾根だけど。

 

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下ってきた。

 

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帰ってきた。



ルート

伊吹山 伊吹山東尾根

正式名称は知らない。地形図を見て思い立って歩いてみたけど、マーキングが有ったのでバリエーションルートなのかもしれない。最終的には笹又からのルートと合流するはず。尾根沿いに進むだけなのと、支尾根がほぼ無いので間違えやすいポイントは無いものの、視界が悪いと緩斜面付近で迷うかもしれない。尾根筋を外さないポイントは、杉林の端を確認しながら歩く事。標高が上がると、尾根の南側は杉林だけど北側は雑木林になる。なので杉林の端が尾根筋になる。

 

感想

前回伊吹山に登った際に、次は伊吹山の東尾根で登る計画を立てたもののタイミングを逸した。雪が降ったのでトライする。アイゼンでサクサク歩ける状況でも伊吹山山頂まで歩くのはかなりハードなので、降雪直後の新雪状態ではドライブウェイに辿り着けるかどうか、と想定していたけど実際にはそれすら辿り着けなかった。下りは1つ南の尾根で下って周回する予定だったけど、時間と体力に余裕が無い状態で歩いた事が無いバリエーションルートを取るのは危ういのでやめておいた。

普通に歩いても膝まで埋まる。急登になると股下まで埋まる。そんな状態ではいくら足を上げても登れない。なるほど、スノーシューラッセルに使わない理由が分かった。こんな状態ではスノーシューは雪の抵抗で邪魔になるだけだからだ。僕がスノーシューが有効だと思っていたのは、本格的なラッセルを必要としない状況だからだ。

後から記録を見ると、6時間半もあんなにハードな思いをしたのに4kmくらいしか歩いていなくて唖然とした。2kmしか登ってない。元々登頂を目的としていないから、途中で引き返す事も想定済みだった。ただ地味な尾根をしんどい思いして歩いただけなんだけど、それでも結構満足してる。1つは予想していた尾根を実際に歩く事が出来たという実績。もう1つはラッセル。冬山で遭難した人たちは、吹雪の中でこれよりもっと過酷なラッセルをしていたんだろう。極寒の暴風雪の中で体力を使い果たして動けなくなるというのがどれ程悲惨な事か、実際に自分でラッセルしてよく分かる。

かなりの運動量だったはずなのに、ほとんど汗をかかなかった。気温が低かったんだろう。ハードな運動時に汗をかかないという事は、留まれば凍えるという事だ。今回さっさと引き返したのは、体力に余裕が有る内に下るべきだと思ったからだ。

 

 

参考

singlesmile.hatenadiary.jp

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羽田圭介、クルマを買う。  羽田圭介

 

 

 

 

はじめてのクルマ購入のために数十台もの車の試乗を繰り返しながら、考え、悩み抜き続けるリアルなドキュメンタリー・エッセイです。
車を通して自らの生き方を考え直したり、様々な人とのやりとりから新たな人生に気付かされるなど、車好きはもちろんのこと、そうでない方も次の展開にハラハラしながら楽しむことができる内容です。
気に入った車は評価し、そうでない車は正直に批評する、そんな歯に衣着せぬ痛快さが魅力で、この本を読めば、気になる車がきっと一台は見つかるはずです。 

★★★★☆

 

レビュー

連載や書籍の前に、「おぎやはぎの愛車遍歴」でゲスト出演した回を見ていたので内容も結末も既に分かっていた。車のレビューを期待する内容ではなく、羽田氏のエッセイとして読むととても面白い。素人目線での感想や判断は、意外にあなどれない。何となく外見が気に入った車を試乗して、「こんなモノかな」で終わらずに何がどう気に入らないのかを考察して次に繋げていく、というのはなかなか出来る事では無く鋭い考察力だと思う。

読んだのは車のレビューが気になったからではなく、羽田氏が面白かったからだ。食事を1週間分まとめて作ってしまうとか、非常に合理的な考え方をする人で趣味嗜好が共感出来るからだ。多分、合わない人には全然合わないと思うし、この本も全然面白くないと思う人も沢山居るだろう。だってただの試乗日記だから。

僕も車は好きなのでインプレ記事などは良く読むけど、あくまでも参考程度にしかしていない。評価が高い車が必ずしも自分の好みと合うとは限らないし、ボロクソに評価されている物が意外に面白かったりする。なので著者が情報を鵜呑みにせず実際に自分で試乗してみて判断しようとする姿勢は共感できる。それに、充分な予算が有るにも関わらず、「100万円分の差額に見合うだけの価値が有るかどうか」なんて考える辺りも、「そうだよね」って共感したり。まぁ僕はそんな高価な車は買えないんだけど。

そもそもが、これだけ色々な車が有る割には自分の趣味と合致する人はほとんど居ない。共感出来る、というだけで凄いと思うし、これが全く趣味嗜好が異なる著者であれば評価は違う物になると思う。