シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 力説

こときちさん、さようなら。やっぱりアナタはアチラ側の人だったんですね。これからは痛いオタログのカテゴリーとしてブックマークからも外しておきます。と、思う人が続出しない様に、続出というほどの閲覧数でもないですがこれ以上読者を減らさないように、何故エロゲーなのかを力説しておきます。
エロゲーと書いたのは単にその方がネタとしては面白いかと思っただけで、実際にはアドベンチャーゲーム(ADV)というジャンルです。ADVは昔から有るゲームカテゴリーで、昔は「サラダの国のトマト姫」(もちろんエロゲーじゃないよ)で遊んだし、ファミコンディスクシステムの「デッドゾーン」も印象深かったし、有名な所では「かまいたちの夜」とか、最近ではNintendoDSの「ウィッシュルーム」などやってみたいなと思っているのですが、それらは特にマニアックという訳でもないし、エロゲーも結局はADVの1つに過ぎません。
そのADVですが、昔は単に1本筋のシナリオに沿って進めるだけのものだったのですが、、最近は途中でシナリオが分岐するマルチエンディングの物が大半です。それが他のメディアとは大きく異なる点だと思うのです。映画や小説では、「いや、それは違うだろう」とか、「オレならこうするのに」という、意に沿わないケースが良く出てくるし、ヒロインじゃなくて脇役の方が好みだったりする場合も有るでしょう。それがADVの場合は自分の意思によって物語の内容や結末に影響を与える事が出来るのです。それは他のメディアとは異なる大きな利点だと思うのです。
ただ、その利点を生かすのは非常に難しいです。例えばヒロインに成り得る人物が4人居るとすると、4人分のシナリオ、つまり小説4冊分程度のシナリオが必要になるし、それが独立して進むのではなく、選択肢によって互いに複雑に絡んでくるのですから、どういう選択肢を取り、どういうシナリオ展開になっても不自然さが無く物語を破綻させないようにするには相当な手間が掛かるはずです。選択肢も3つか4つ程度しかなく、僕ならこうするのに、とか、こう言うのに、という希望の選択肢が無かったりもします。そういう利点を完全に生かしたゲームはいまだ見た事が無いですから、このADVのシステムを充分に生かした作品は無いんじゃないかと思うのです。
ウィッシュルームはかなり面白そうだなぁとは思うのですが、僕はサスペンスやミステリーものよりはやはり恋愛モノの方が興味が有るのですが、だけどエロゲーって大人のゲームの割には大人向けじゃないなぁと違和感が有って、大人が楽しめる恋愛モノADVが有れば良いのに、と思って書いたのが昨日のブログという訳です。