シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 ペグ

トライアルバイクの新しいタイヤも欲しいのですが、トラアルのタイヤって結構高いんだよね。などと思いつつ、ギターのペグ(糸巻き)を買ってしまいました。
普通はペグなど別途買う事もそうそう無いと思うのですが、僕が愛用しているモーリスのS30の4弦のペグの動作が渋くなってきました。チューニングの時に微妙な加減がやり辛くて、おそらく内部のギヤがカジリかけなんじゃないかと思うのですが、ペグは分解して潤滑するような物ではないらしいです。加えて5弦のペグのツマミも亀裂が入ってしまいました。
そんな不具合を抱えた状態で、粗悪なペグを良い製品に交換すると音が良くなる、という情報を某コミュニティで教えてもらいました。不具合個所を修理して、更に音まで良くなるというのですから都合の良い話です。しかも、同じモーリスのS30で実践済みという事ですからまず間違いないし、新たに購入するペグの選定を間違える事もありません。さっそく新しいペグを買ってみます。GOTOHのSG381というペグです。ネットで送料や手数料込みで4450円。
ペグは届いたものの、ペグは糸巻きですから当然弦を張った状態では交換することは出来ません。しかも僕が使っている弦はエリクサーというちょっとお高い弦で、それは僕の音に対する並々ならぬこだわり、という訳ではなくて、エリクサーはコーティング弦なので錆びにくいという事から選んでいるだけなんですが、これが結構な値段するもので、1セットで1780円。安い弦なら500円程度、高くても1000円程度なのに比べてベラボーに高いのですが、代わりにベラボーに錆びにくいという事で、汗かきの僕が使っても錆びるより先に弦が切れました。で、そのとっても高い弦が張ってあるので、まだ使える状態で弦を交換してしまうのはもったいない訳で、とりあえず弦が切れたらいつでも交換できる様に予備の弦を買ったら、その日に切れました。なんというタイミング。
弦を外して、ペグを交換。寸法は同じなので加工する必要も無く、簡単に交換出来ます。あえて言うなら相手が木材なので、ナットの締め付け加減が難しいくらいでしょうか。元々付いていたペグは韓国製で糸巻き部分がすごくガタガタします。対して新しいペグは日本製で、節度あるしっかり感。さすがmade in JAPAN。
新しいペグに新しい弦を張って弾いてみると、おお!確かに違う。コニュニティでは高音が良くなると聞いてましたが、なんとなく低音もハッキリとした感じになった気がします。高音は高音が出ると言うよりも雑みの無いクリヤな音という感じでしょうか。なんかすげー楽しい。
S30はかなりコストダウンされたモデルなので、ナットやサドルも交換するともっと良くなる様ですが、自分のテクニックを上達させる前にギターの改造に傾倒してしまうのも何だか。だけど、良い音が出るギターってほんととても気持ちが良いものです。