シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 教室

毎日毎日触っていて少々マンネリしてきた感があるものの、やっぱりギターは楽しくて、アコースティックギターを弾き始めてから1年半くらい経ちますが最初の頃に比べれば随分と聴ける様になって、澄んだアコースティックなサウンドを奏でるとなんだかとても幸せで、なんだ僕もやれば出来る子。と思っていたんだけど。
休日に家族でショッピングモールへ出掛けたら、その中にある音楽スクールの勧誘イベントをやっていて、講師がデモ演奏してました。そこでギターの講師も演奏していて、まぁ先生なんだから上手くて当然なんだけど、やっぱり上手いのです。同じ人間の手とは思えない様な動きをするのですが、それでも意図しないミュートとかビビリとかミスピックとかが有りません。あの演奏にしても一介の講師にしか過ぎないのだから、世の中あの程度の演奏が出来る人はゴマンと居るのでしょう。最後に先生は「上手くなるには練習あるのみです。」と言うのですが、練習って一体一日何時間の練習を何年続ければあんな演奏が出来るのか考えただけで気が遠くなりました。上手い演奏を見て聴いて、それを目標にイメージする事は大切だと思いますが、自分の技量とのあまりのギャップに凹んでしまいます。まぁ、1年半じゃ仕方が無いって分かってるけど、でも1年半ほぼ毎日頑張ってコレじゃあなぁ。
僕はギターなんて自分が気持ちよく弾ければそれで充分だと思うのですが、上手ければ難易度に関わらず色々なジャンルの色々な曲を弾けるから幅が広がるし、そもそも自在に弾ければそれだけで気持ち良いよね。それにはやはり練習あるのみなのですが、スクールに通って基礎的な事を学んだり、練習のコツを教えてもらったり、自分では気付かない悪い点を指摘してもらったり、模範演奏を間近で見たりする事で、独学で練習するよりもかなり上達を早める事が出来るかもしれません。そうすると、スクールに通う事はとても有意義な事に思えます。
だけど、せっかく自由な趣味のギターです。スクールで束縛されたり、課題練習をする事が苦痛に思うくらいなら、今のまま気ままにのんびり弾いていた方が楽しいのかもしれません。その前にお父さんのはた迷惑な趣味に月1万円前後する講習料なんて払えないんだけど。