シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 繊細

毎日毎日ギターを練習してるのですが、大抵の場合は「練習」という強迫的観念なものじゃなくて、弾かずには居られないという欲求的なものなのですが、時々あんまり進んで弾きたくない時があります。ひどく疲れている時とか、精神的に滅入っている時とか。そういう時は弾いてても気持ち良くないし、集中力に欠けてミスも目立つし、かといってミスしない様にもっと練習してみようなどとも思えなくて弾いていられなくなってしまいます。昨日もそんな感じで、弾いてはみたものの気乗りしなくて少し弾いてやめてしまいました。ギターが気持ち良く弾けるかどうかって、一種の体調のバロメーターみたいなものかも。
もう1つギターに関して変化が有るもので、「日によってギターの音の出方が変わる」というのがあります。最初は気のせいかな?とか、手の湿り気具合の影響かな?とか思ったのですが、聴いてて明らかに澄んだ音色が出る時が有るし、手が湿っていても良い音が出る時もあるし、気のせいでも手のせいでも無い様に思えるのですが、あの音の違いは一体何の影響なのでしょう。昨日の気乗りしない時によりによって良い音が出てたりするもんだから、疲労や精神的な問題でも無さそうだし。
くぐもった音よりは澄んだ音の方が気持ち良いに決まっているし、いつも澄んだ音色が出せたら練習もなお気持ち良いものになるだろうし、例えば高価なギターを弾く機会に巡り会えた時に、そのギターの持つ本来の音色が出せなかったら評価が全然違ってしまうと思うし、いつもと同じ様に弾いてもいつも同じ音が出るとは限らないなんて、ギターって僕と同様とても繊細なのですね。