シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 結婚

会社の知人(男)が近々結婚する事になりました。マニアックな話が通じる数少ない人だから仕事中によく話してたりしてたんだけど、良い歳なのにまだ独身で、なんとか幸せになってもらいたいものだと思っていただけに、ほんと良かったです。で、彼が僕にも披露宴に出席して欲しいと言ってくれました。
2次会ならともかく、式に呼んでもらえるとは思ってもなかったので、それもまた有難い話なのですが、その時思ったのです。あぁ、僕はまさにこの時の為に今までギターを一生懸命練習してきたんだと。披露宴で、皆が感動で涙する様な弾き語りをしろという事だったのです。あー、でも僕は今までアルペジオで弾く曲ばかり練習していて、アルペジオで弾く曲というのは大抵バラードの様な少し物寂しい曲で、結婚式の様なおめでたい雰囲気にはそぐわないです。「らいおんハート」は良い感じだけど、難し過ぎて弾き語り以前にまともに弾けないし。結婚式に合う何か良い曲ないかな?と思いながらギターのコミュニティの「結婚式にお勧めの曲」というトピックを眺めてたら、村下孝蔵「陽だまり」が良かったというコメントが有りました。あー!そうか!陽だまりは今まで練習してたじゃないか。確かにストロークで弾き易いし歌詞も良い感じだし、うってつけかも。
そこで弾きながら歌ってみたのですが、これが何とも難しい。弾くだけ、歌うだけなら簡単なのに、それを同時にやるとむっちゃ難しい。手がバラバラになったり音程が外れたり。そもそも陽だまりは弾く時に「タンタタンタタタ」というリズムでストロークするのですが、それすら出来ません。歌詞間の変則的なパターンとか、フレーズの途中でコードチェンジする場合とか、もう何がなんだか。
弾き語りって凄く難しいです。だけど、大丈夫。だって「式で1曲歌ってよ」なんて一言も頼まれてないから。