※コースタイムや状況、使用道具類等の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠ける物です。参考にされる場合は充分注意して下さい。
2015年6月28日(日)曇り時々雨
御在所岳に登る(登り中道登山道/下り裏道登山道)
07:10 駐車場
07:20 中道登山口
09:30 山頂公園
10:15 御在所岳山頂
登り所要時間 3時間5分
10:50 国見峠
12:30 内藤小屋
13:15 裏道登山口
13:25 駐車場
駐車場発〜駐車場着 8.3km 6時間15分(休憩含む)
駐車場:標高600m 最高点:標高1212m 標高差:612m 累積標高:m
道中の飲料水 0.3L(お茶0.2L コーヒー0.1L)
着衣(上) 長袖シャツ 中間着 カッパ 防風防水パーカ(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン カッパ
靴 トレランシューズ
他 ヘルメット(子供)
JKと山登りだよ(・∀・) みんな大好き女子高生だよ(・∀・) 自分の娘だけどな(-""-;) ちなみにJCも行く気満々だったんだけど部活で行けなかったよ。空前の登山ブーム到来だよ。
元はと言えば長女(高校生)が「走りたい」と言い出したんだ。ん?どしたの?青春のもやもや?盗んだバイクで?と思ったら、運動不足でヤバいから走りたいと。それなら山登ろうぜ。がっつり痩せるぜ。引き締まるぜ。キュッボンキュッだぜ。パパに任せな!って事で子供をダシにの為に山に出掛ける。とりあえず伊吹山でも登るか、って思ったけど天気予報では日曜日は回復するものの北よりは晴れそうな感じではなく、じゃあ南に行って御在所に登ろう。アスレチックみたいでおもろいぞ。父ちゃんの面目躍如だね(・∀・)
アクセス
岐阜方面からだと国道365号を南下。途中国道306号へ右折。国道477号を右折。道路沿いに裏道登山口と中道登山口が有る。周回する為、裏道登山口と中道登山口の中間辺りの駐車場へ停めた。
今回のルート
山旅ロガーでGPSのログを取り、カシミールで表示させています。
地形図を作りたい場合は、カシミールから地図を印刷する手順をまとめたのでそちらを参照下さい。
一部ログが変になっているけど、中道登山道で登り、裏道登山道で下っている。御在所の定番中の定番ルートで特筆する事は無いけど、バリエーションに富んで山登りの興味を持った初心者には勧めやすい。これで「山登り楽しい!(・∀・)」って言わせるのだ。
御在所は人気の山だから車を停めるのが大変。早朝に出て朝6時に着いたけど、すぐに満車になった。そんな事よりも雨降ってんだけど(-""-;) 家を出る前にも天気確認したのに、何で降ってんだよ。雨雲レーダー見ると雲かかってるの御在所だけだし(-""-;)
朝ご飯食べたりツムツムしたりしてごろごろ過ごすものの天気回復しそうに無いから、とりあえずカッパ着て出発する。カッパ2人分持ってきて良かった。道路を少し歩くと中道登山道。朝から登山者多い。
小雨がパラつくものの、序盤は快調。登山道に入ってしまえば木々が雨風を遮ってくれる。子供にこんな事をさせつつ登る。
ほらご覧。あれが伊勢湾だよ。海無し県の僕らの憧れ、海。テンション高めです。
ほらご覧。あれが奇岩だよ。この辺りまでは割りと順調で子供の調子も良かったんだけど・・・
鎖場の下り辺りからテンション低め。身体がよろける程の強風の中、切り立った岩場を下るという初心者にそんな事やらせて良いんかい?って思う様なシチュエーション。でも大丈夫。ヘルメット持ってきたから(そういう問題か?)。思春期の女の子だからヘルメット嫌がるかと思いきや、何も言わずに素直に被る。よほど怖かったのか。僕が先行して、下り方をレクチャー。ホッと一安心でおどけて見せるものの、結構テンション下がってる。
随分登って来たよ。晴れてたら良い眺めなんだけどね。向こうは裏道登山道の谷。
歩いてきた岩場のルートを登山者が歩いてくる。いや、晴れてれば楽しいんだよ?つーか何故御在所だけ雨?
あれ?もう登った?って意外に呆気なく山頂公園着。でも3時間位歩いてる。テンション下がっちゃったね。つーかトイレ行きたいね。ってロープウェイ乗り場へ行ってみると、強風の為か営業していなくてシャッター閉まってる!うぉ!?トイレは!?
水芭蕉公園付近にトイレ有りました。御在所自然学校の前のベンチで風を避けて食事を取る。天気予報で風が強くなるのは分かっていたから上着は多めに持ってきた。さすがパパだね!っていう雰囲気ではなくてテンションガタ落ちなのです。そりゃ小雨とはいえ強風の中を登山って良い気分じゃないよね。それでも「折角だから山頂まで行きたい」と言うのでゲレンデを登り山頂へ向かう。
一応ポーズを決めて写真撮るものの、しょんぼり気味なのです。もう運動がどうとか、山の醍醐味とかそんな事はどうでも良くて、ただ「LINEのタイムラインに載せるネタ」の為だけに山頂に辿り着き写真を撮るのです。晴れてれば向こうに鎌ヶ岳がね、とか言ってもね。ここまで登って山頂の景色を見せられないのは父さん残念だよ。
「岩場はもういい」って言うので裏道登山道で下る。時折晴れ間が覗く。「もしかしてパパが雨男なんじゃねーの?」とあらぬ疑惑を掛けられる(-""-;)
裏道登山道って1回位しか歩いてなくて地味な印象しか残ってなかったんだけど、意外に良かった。子供も裏道の方が良かったらしい。あれれ?岩場楽しくなかったかしら?疲労のせいか、下りはやけにペースが落ちる。後ろの人をやり過ごし、慌てずに、ゆっくりと。
天気はイマイチでもクライミングしている人を見かけました。というか道中にクライマーの大集団が居たんだけど。
丸太橋も普段渡る事なんか無いだろ。ココは綱が張って有るから平気だったけど、綱が無い丸太橋はちょっとビビってた。
本来は登山道は巨大な堰堤を迂回して斜面を登って行くんだけど、みんな堰堤をスルーしていく。赤ペンキのマーキングがしてある。
戻ってきた。くたびれたね。麓に戻ったら晴れてるってどないやねん(-""-;) やっぱ父さん雨男?
ルート
中道登山道
超メジャーなルートだから改めて説明する事は無いんだけど、奇岩や鎖場が有って変化に富んだ登山道。コースタイム的にもさほど長くない。小学生位の子供でも歩いているから大抵の人は歩けると思うけど、極度に高い所が苦手な人は良く考慮した方が良い。初心者の場合はなるべく天候の良い時に。今回は強風でロープウェイが終日止まっていたから、ロープウェイをアテに登る場合も充分に注意する必要がある。うちの子供はヘルメットを被らせたら安心していた。転落時の安全もさる事ながら、恐怖で身体が強張って動けないという事が避けられる心理的な安心感の方が効果的な気がするので、登山専用じゃなくてもヘルメットは有った方が良いと思った。あと、手袋。鎖場や岩場を歩くから、安心してしっかり掴める様に手袋は有った方が良い。
裏道登山道
こちらもメジャーなルートだから迷ったり難航したりする事はまず無いと思う。中道の様な派手さは無い代わりに、いかにも山登りしている感は有る。
中道、裏道登山道は整備されていて歩きやすいルートだけど、御在所の他のルートはかなりハードな場合も有るので、初心者を連れてそういうルートに入ってしまわない様に事前に充分情報を集めてから歩いた方が良いと思う。
感想
奇岩や鎖場は普段体験出来ないものだからアトラクションみたいで楽しいかなとか、比較的短いコースタイムだから大丈夫かな、とか結構考えたんだけどことごとく裏目になった。子供はアトラクションじみたものより、森とか沢とかの方が良かったらしい。せめて雨が降らなければもう少し楽しめたんだけど、強風と雨に晒されながら切り立った岩場を下るってのはちょっと酷だった。「楽しかった?また山登り行きたい?」とは怖くて聞けない。
膝に負担を掛けない歩き方とか、岩場の歩き方とか事細かに教えてあげたせいか、道中怪我も身体のトラブルも無かったのは幸い。後はスタミナが有れば楽しめると思うんだけど、楽しいと思える領域まで行けるのかどうか微妙。せめて晴れて、辛くとも楽しい思い出になれば良かったんだけど。
次女は危なっかしい所でもぴょんぴょん行ってしまうけど、長女はちょっとした段差でも腰を落として足を伸ばして慎重に進む。どちらが良いというのではなく、こんな所でも結構性格出るんだと思った。
ちょっと山登りを体験させてあげたかっただけだから子供はスニーカーで行ったんだけど、スニーカーって決定的な欠点が有る事に今頃気付いた。防水性が無いって事だ。雨が降る事を想定していなかったからなんだけど、例え雨じゃなくても登山道が沸き水で濡れていたりするだけでも濡れない様に気を遣う。初めてはともかく、今後も登る事があるとしたら、メレルでもコロンビアでも何でも良いからトレッキングシューズ程度は有った方が良いと思う。あと、鈴鹿の山はザレた路面が多く、スニーカーのソールでは滑りやすい。滑る靴で歩くのは更に疲労する。そういう事でも山登りの楽しみをスポイルしてしまっている気がした。
オマケ
ロープウェイが動いていなくて売店が見れなかったんだけど、御在所自然学校に少しグッズが売っていた。登山バッジとか、小鳥グッズとか。今回行けなかった次女にお土産を買って「他にも色んな種類が有ったよ(・∀・)」って言って山登りに仕向けるダシにしよう。
追記
その後、女子中学生と登りました
http://singlesmile.hatenadiary.jp/entries/2015/11/22
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