シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

何か良いことをやる

 

 

 

大晦日の夜まで仕事で、何でオレばっかりこんなに仕事抱えなきゃいけないいんだよ。でも仕事なんだから仕方が無いんだよ。と、もやもやしていた。何か思い切りやりたい。雪山をがっつり歩きたい。モチベーションだけが先走る。

年末も年始も仕事で、元旦しか時間が無い。元旦も実家に顔を出さなきゃいけない。何もがっつり出来ない。せめて走ろう。そう思って元旦の朝7時にもぞもぞと布団を抜けだした。元旦の朝は車通りも人通りも少ない。そりゃそうだ。大晦日の夜更けまで起きている人は沢山居るだろうけど、元旦の朝っぱらから走っている人などそうは居ない。

天気予報は晴れだったのに小雨がパラつき、信号にことごとく引っ掛かる。踏んだり蹴ったりだ。それでも、走っているうちに雨は上がって虹が出た。何もかもが上手く行く訳じゃない。でも、悪い事ばかりじゃない。

 元旦だから、とかそんな理由じゃない。ただ、元旦しか時間が無かっただけだ。本来の性格なのか歳をくったせいなのか、恐らくその両方だろうけど、何をやるにも面倒くさくて腰が重い。「やらなきゃいけないなぁ」って思っているうちに一日が終わってしまう。もっと軽いフットワークで。思い立ったら吉日で。

「今年は何か良い事有りますように」

なんて願い事も掛けたりしない。

「今年は何か良い事をやる」

からだ。

新年の抱負とか、そんなものじゃない。他人や神様に頼っているほど暇じゃない。新年だからとか、去年を振り返ってとか、そんな事じゃなく、自分の手で、脚で、何かをやるんだ。その為に、今出来る事をやるんだ。

とりあえず走れ。