シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

4千円の価値

 

 

 

世間は大雪で大騒ぎしているなか、これは絶好のチャンスだから雪山に行ってラッセルしたいと思っていたんだけど、髪を切りに行った。おっさんが髪を切ろうが伸ばそうが無くなろうが傍から見ればそんな事は全く持ってどうでも良い事案なんだけど、以前切った記録が無い。備忘録も兼ねて、2017年1月15日に切りましたよ。

本当は年の暮れからうっとおしかったんだけど、仕事も忙しかったし、年末年始はお店も混んでいるだろうし、でもずるずると引き延ばすと今度は卒業/入学シーズンで混雑するし、混雑が一段落した今が良い機会だと思う。

僕が行っているのは近所でひっそりとやっている美容院で、男性の店主が独りでやっている。お客も予約で1人ずつ応対するから、美容師の店主以外に誰にも会わないし誰にも見られないのでおっさんの僕でも入りやすい。子供と奥さんがそこに行っていて、「良いから」と僕も勧められて、でもカットで4千円って高いよなぁって思ってたんだけど、実際にカットしてもらうと床屋とか安いお店などとは明らかに違った。

僕は髪を切りに行くのがいつも嫌だった。仕上がりが自分の想像通りにならなかったから。それは素材(自分自身)が悪いのだろうと思ってた。でも、今の美容院は違う。ざっくりとした希望を伝えると、僕の予想の斜め上で仕上げてくる。あぁ、なるほど。価格の差はこういう事なのか。たかがカットでも、これ程までに違うんだ。だから、安心して切って貰える。美容師さんに任せておけば間違いが無い。

 カットしてセットしてもらって、随分と見た目が良くなったような気がして、いや、なに、おれって結構イケてるんじゃね?って思うんだけど、どういう訳か翌日には戻っている。一見無造作に見えるセットも技術なのね。