【注意】
僕はソロで初心者です。この記事は個人的な備忘録&日記の様なもので、クライミングに関しては参考になりません。また、間違いが有りましたら修正しますのでご指摘下さい。
先日ビレイ講習を受けて、とりあえずロープの結び方を忘れない様に練習用ロープを5mくらい買ったんだけど、5mのロープだけでは結び方の練習しか出来ない。必要な道具を買おう。
ハーネス
まずはハーネス(安全帯)。腰回りにベルトを巻いて、ロープで固定する事で転落しない様にする道具。これが無いと始まらない。買ったのはブラックダイヤモンドのモーメンタム。
(撮影の為の試着ですが、ウエストの調整ベルトはちゃんとベルトループに通さないといけません)
ハーネスは実際に店頭で装着してぶら下がってみてから買え、と誰もが口をそろえて言うんだけど、そもそもレッグループタイプのハーネスなんてそんなに選べる程売ってないじゃないか。目的の製品が店頭に無かったりするし。ほんとはグリベルのハーネスが欲しかったんだけど、本格的にクライミングを目指している訳ではないし、そもそも本当にやるのかどうかも怪しいので、他に比べて圧倒的に安いブラックダイヤモンドにした。Lサイズだとウエスト調整幅が84~91cmで、僕のウエストはお腹が空いた時に82cmだから調整下限でギリギリ。サイズMだと調整幅が76~84cmで上限ギリギリ。実際に装着してみるとLサイズ一杯絞って丁度くらい。モーメンタムDSだと調整幅が広くなって良いんだけど、値段が上がるのと、そこまでの調整幅は必要なさそうなので普通のモーメンタムにしておいた。
講習で教えてもらうまで知らなかったんだけど、ハーネスってみんな同じように見えて実は種類が有るんだ。一般的なクライミング用(汎用)のレッグループタイプ、スポーツクライミング用の簡素化&軽量化されたスポーツタイプ、雪山や滑落しそうな場所での簡易的な確保用のダイアパータイプなど。知識が無いとみんな同じに見える。今後何を目指すのか分からないけど、懸垂下降や汎用性を考えたら普通にレッグループタイプを買っておくべきかなと思った。
カラビナ等
ハーネスと5mのロープだけでは結局結び方の練習しか出来ない。ロープを使った昇り降りをする為に必要な道具を揃える。まずはカラビナとエイト環。ハーネス側の固定と、ロープ側の固定の為にロック付きカラビナを購入。カラビナは別にネットで買っても良いんだけど、画像で見ても大きさがイメージ出来ないので店頭で買った。後は懸垂下降の為にエイト環。こんな栓抜きみたいな輪っかでどうやって下るんだ?って思うけど、やってみるとなるほどと思う。他に、補助的な普通のカラビナ、ビレイデバイスとアッセンダー、クイックドローが欲しかったんだけど金が尽きた。クライミング用の道具は高いんだよ。
ロープ
ハーネスとカラビナだけ有っても何も出来ない。肝心のロープが要るんだけど、クライミング用のロープはバカみたいに長くてバカみたいに高い。ちょいと練習したいだけだからそんなに要らない。モンベルに丁度20mのロープが売っていたので、これを買う。φ8mmのクライミング用ではないロープだけど、練習や補助的な使い方なら大丈夫でしょ。
と思ってちょっと練習してみたんだけど、ちょっと短い。20mをダブルにすると10m弱。当初は10mも有れば充分かと思ったんだけど、これではかなり限定される。かといって50mのクライミングロープでは大げさ過ぎるし邪魔。20mをもう1本買って、必要に応じて繋ごうかなと思う。
これらの道具を使って、とりあえず懸垂下降の練習をしてみた。ビギナーが1人でいきなるぶら下がるのは危なっかしいので、歩いて登れる程度の急な斜面にロープを掛けて手順を確認する。やってみると今までにない感覚で面白い。これ出来る様になると至る所で懸垂下降したくなるんじゃないかとちょっと心配になる。
懸垂下降とトップロープ、リードクライミングの手順の練習にうってつけの場所を思いついたのでそのうちやってみようかと計画中なんだけど、ソロだと失敗して落っこちても誰も気付いてくれないから危なっかしい。そもそも僕の山行の中で役立ちそうなものって懸垂下降くらいなもんじゃないのか。雪山のビレイもリードクライミングも1人では出来ないなら、あんまり意味が無い。
参考
クライミングではないけど必要な道具や基本的な操作が図解されていて分かりやすい。難航するルートを開拓していくという意味ではクライミングの解説書よりも実践的で参考になるかもしれない。
今回の出費
ハーネス BD モーメンタム 6772円
エイト環 BD 1949円
ロープ φ8×20m 7190円
計 18721円