活動限界は36℃位じゃないかと思う。それ以上になるともう身体を動かす事すら億劫になる。だけど夏休み。日曜日、下の子供は何も用事が無いらしく、「どっか行きたい所有る?」って尋ねると中古のゲームを扱うお店を見たいと言ったから出掛ける。
子供の夏休みは親次第だ、というのは以前も書いた。田舎は自然が溢れているとは言うものの逆に子供にとっては金も移動手段も限られている。親のフットワークの軽さが命。
子供を連れて真夏の林道を歩いて虫捕りに行った。夜更けに車を走らせてカブトムシを探しに行ったり。子供を連れてプールに行ったり。「子供の為」と思いつつ、本当は自分の為なのかもしれないと思う。子供と一緒に楽しく過ごしたいんだ。子供の楽しい姿を見たいんだ。きっと。だから面倒くさがりの僕なりに計画を立てて出掛ける。
子供の目的は古いレアなゲームソフトらしい。2件目の店で見つけて、ペディグリーチャムを見付けた猫の様にまっしぐらに僕の所へ来て「有った!」って言うんだ。マジかよ!こんな物が4800円もするのかよ!?なんて事はおくびに出さず、もじもじしている子供に半分だけお金を出してあげた。何でも出してくれると思われても困る。
昼は、先日のツーリングで教えてもらった美味い広島焼専門店に連れて行った。通りから外れた目立たない小さな店で、教えてもらわなきゃ分かんない。食にはてんで拘りが無い僕でも安くて美味いって思えるんだから、きっと美味いんだろう。全く目立たないからお客さんはさほど多くないけど、駐車場が車3台分しかない。停められたので良かった。自宅からはちょっと離れているので、ツーリングとか何か出掛ける用事が無いとなかなか行く事も無いので今回は丁度良かった。今度は上の子とドライブがてら行きたい。
昼下がりは更に暑い。でも奥さんが木曽三川公園にハンモックが有る、かき氷体験やってる、って言うので子供とかき氷食べに行く。
木曽三川公園内の隅っこに有る資料的な輪中住居でかき氷作り。200円払って自分でかき氷を作る。美味しいかき氷を出すお店は沢山有るけど、この時期は何処も混んでる。ガラガラの公園を散歩しながらかき氷作って食べるのも、それはそれで楽しいのでおすすめ。歩くだけでも暑いから、日傘やタオル、お茶など暑さ対策はしっかりと。
公園内の木陰にハンモックが吊るしてある。暑過ぎて公園に人が無いからハンモックにも人が居ない。風が抜けると気持ちいい。マジ気持ちいい。ずっと昼寝していたい。公園で昼寝なんてしてる暇無いよな、って思うけど、そういうムダな事が出来るだけの気持ちの余裕が欲しい。
スイレンの花が咲いてる。
木曽三川公園内の展望タワーは大人620円。タワー内は涼しい。歩いてきた公園を見下ろす。
名古屋方面。快晴だけど暑過ぎる。暑過ぎるけど人が居ないから空いていて良い。
タワー入口で「ままず君」(木曽三川公園のマスコットキャラ)を子供と作る。本来は小さい子向けなのかな。にしては折り紙少々難しい。
お土産には、ままず君ストラップがおすすめだよ。クオリティ高い割にはリーズナブル。実は僕も愛用している。ままず君かわいい。
何だかんだと連れまわして満足しているのは僕の方かもしれない。それでも、子供ももう親から離れていくんだろうから、何かちょっとだけでも夏の思い出になれば。