※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。
2018年10月20日(土)曇り
御在所山 鎌ヶ岳に登る
06:00 駐車場
08:40 鎌ヶ岳
09:50 武平峠
11:05 御在所
14:00 駐車場
駐車場発〜駐車場着 11km 10時間20分(休憩含む)
駐車場標高:546m 最高点:1212m 標高差:666m 累積標高登り:1000m
道中の飲料水 0.6L(お茶0.6L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー ソフトシェル(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄手)
靴 adidas TERREX SWIFT R Go
他 グローブ 帽子
最近登山を始めた会社の山友(おっさん)から「行きましょう!連れってって下さい!20日空いているんで!」って暑苦しく言われたので、「あ・・あぁ、じゃあ行きましょうか」。前回御在所に登った時にカレーが食えなかったのが心残りだというので、じゃあ御在所登ってカレー食おうという計画。ただ前回と同じルートでは芸がないのでちょいと変更する。
アクセス
岐阜方面からだと、国道365号を南下。岐阜市や東農方面だと258号になるかも。途中国道306号に右折し道なりに。国道477号へ右折して鈴鹿スカイラインへ。県道577号と交わる辺りを起点にすると周回しやすい。
ルート
今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。スタート付近のログが切れている。
御在所の中道登山口付近(県道577との交差付近駐車場)を起点として、長石尾根登山道で鎌ヶ岳に登る。後武平峠を経由して御在所に登り返し、裏道登山道で下山する周回ルート。
怪しいおっさん二人組。秋の御在所は人多いんじゃね?駐車場停めれるんかいな。って早めに来たけど予想していたよりはマシだった。それでも朝6時位でほぼ満車。天気予報は快晴だったのに曇ってる。
駐車場から中の湯温泉方面に下ると登山口が有る。以前一度歩いた事が有るから分かるけど、あれ?温泉まで行っちゃうのかしら?って心配になる。
登山口からすぐ渡渉。水は少な目でイージー。「登山道分かり難いでしょ。これはね・・」と言いかけた所で「あの赤いマークがルートですよね!」って即答された。そこは「へぇ!そうなんですか!勉強になります!」っておだてるポイントです。
野性味あふれるトレースを進むと分岐。長石尾根ルートは右に上り、長石谷ルートは直進していく。以前うっかり谷ルートを歩いてしまったけど今回は尾根ルートで登る。
比較的明瞭で歩きやすい。尾根だから風が有って心地よい。駐車場は一杯だったけど登山者には会わない。なかなかの良ルート。
「大丈夫?お腹引っ掛からない?」
「何とかいけるっす!」
「足が上がらないっす。」
「上がらないんじゃない。上げるんだ。」
眺望も良くて良いルート。道中はソロの男性2人しか会わなかった。
紅葉は少し早いかな。
2時間40分で鎌ヶ岳山頂。何も見えん。
テンション高めの怪しげなおっさん2人。
風が有って冷えるので少し休憩して下る。鎌ヶ岳山頂直下の岩場。
ザレ場を下る。打って変わって武平峠からのルートは登山者多い。
御在所に向かって登り返す。歩いてきた鎌ヶ岳を振り返る。結構歩いてきたね。2回目にしてはハード過ぎたかな?
ひょっこり舗装路に出る。興醒め。うっかり御在所山頂をスルーしてしまったけど、まぁ良いや。腹減ったのでロープウェイ乗り場のレストランで念願のカレーを食べる。隣の人が食ってるカレーうどんがやけに美味そう。次はカレーうどんか。
しんどいっす。中道より裏道が良いっす。って言うので、当初予定していた中道での下山をやめて裏道で下る。裏道も登山者多い。
裏道はあちこちでクライミングやってる。面白そう。特にトラブルも無く予想よりもわりと早めに下って来れた。
ルート
鎌ヶ岳(長石尾根)
比較的明瞭、道中眺望が良い、登山者少なめ、と個人的にはかなり好印象なルート。特に困難な個所は無い。鎌ヶ岳山頂に出てしまうので、鎌ヶ岳の荒々しい裏側が見えないのが残念。
御在所(武平峠から)
比較的短距離なのと車で標高を稼げるので他ルートに比べるとイージー。小さな子供を連れて登っている家族を良く見かけた。序盤が岩の急登なので若干しんどい。道中の眺望も良く、中道/裏道ほど登山者が居ないのも良い。ただ、ピストンで歩くには物足りない。
御在所(裏道)
メジャーなルートなので情報は沢山出ている。クライミングで有名な藤内壁を間近で見れる。中道とはまた違った御在所を見る事が出来る。
感想
歩行距離や累積標高は考慮したものの初心者を連れて登るには少々ハード過ぎるかと思われるんだけど、同行者が前回中道/裏道で登っているという事と、体力は有りそうだったので鎌ヶ岳を加えてみた。歩行距離10km、累積標高1000mの行程、明瞭なメジャーなルートと、普段僕が歩いている行程からすればかなりイージーだけど、前回まともに歩いたのは7月で3ヶ月位間が空いてしまったのと、二日前に献血したりして僕にとっても丁度良い加減だった。
同行者には一杯いっぱいの行程だったけど限界を超える程でもなく、「次も行きましょう!」って言うくらいだから「もうお前と行くのは嫌だ」というレベルではなかったと思う。体格は良いので、歩くのに慣れるのともう少しウェイトを絞れるともっとハードな行程もこなせそうだし、もっと登山が面白くなるんじゃないかと思う。彼は登山に限らずいろんな感覚的なものが僕と合うので、ルートやペースに関わらず一緒に歩いていても面白かった。山頂でわざわざカレー食おうなんて発想は僕には無かったし。
そろそろ鈴鹿の山でもビギナーには厳しい状況になるので、次回は冬場の練習用に冬でも歩けるハイキングコースを案内する予定。