ミッションオイルを交換する。本当は全ての油脂類の交換は購入時に車屋さんにお願いしたかったんだけど、丁度繁忙期で対応出来なかった。スマートのミッションオイルは短いスパンで定期的に交換しないといけないとの事で、整備履歴も分からないので仕方なく自分で交換する。
まずはこの辺り↓の記事を参考に。
しばらく走行して温めてから抜く。手順はミッション底部のドレンボルトから古いオイルを抜いて、ミッション側面のオイルレベルプラグから新油を補充する。ドレンボルト、オイルレベルプラグは8mmの六角レンチを使って外す。スマートはあらゆる所がトルクスなんだけど、ドレンは何故か六角。車高もそれほど低くないし、かなり後部に有るのでアクセスしやすくて作業は容易。オイルパックンを置いてオイルを抜くと、あれ?意外に綺麗なんだけど?そもそもミッションオイルってそこまで頻繁に交換しなきゃいけない物なのか?
側面のプラグも8mmの六角レンチで外す。ここがオイルの上限になるので、この穴から溢れるまで新油を入れる。
ミッションオイルはカストロールのATF DexⅡ。DexⅢはどこでも売ってるけど、DexⅡは売ってない。DexⅢはDexⅡ互換と書いてあるので別にDexⅢでも良さそうな気がするんだけど、上記サイトにDexⅡを使えと書いてあるから念の為にDexⅡにしておく。値段はそんなに変わらないけど、なかなか売ってない。
新油はオイラー(油差し)を使って入れるとか色々手法が有るみたいだけど、面倒くさいから上記サイトを参考に灯油ポンプで入れる。灯油ポンプの先は丁度プラグホールに入る大きさで具合が良い。異物が入らない様に新品のポンプを使う。新油は感覚的に1.7リットル位入った様な感じ。後で溢れているので大体。
一旦プラグを締めてしばらく走行後、再度プラグを開けてオイル量を確認。というのもこのミッションオイルはミッションギヤを潤滑しているだけなのか、それともアクチュエーター等の作動油も兼ねているのかが分からないから。もしミッションギヤ以外にも供給しているのなら、一度オイル経路を満たしてから確認するもんじゃないかと思ったんだけど、走行後にオイルを再度補充する必要は無かったので考え過ぎかもしれない。フルモデルチェンジ後のミッション資料ではシフトチェンは電動となっている。モデルチェンジ前も基本的には同じかもしれない。
資料が無いからスマートのミッションの詳しい構造が分からなくて、オイル交換がどの程度の重要性なのかも分からない。ミッションギヤの潤滑だけならそこまでシビアに管理しなくても良さそうな気はするし、国産車ならATでもオイル交換に対しては賛否両論だし。ミッションギヤを潤滑するならギヤオイルを使うんじゃないかと思うんだけど、ATF(オートマチック用オイル)が指定されているというのも良く分からない。
とりあえずはリセット出来た。気になる所はほぼ整備出来た。
今回の出費
ミッションオイル
カストロール ATF DexⅡ @1,516円×2
送料 864円
オイルパックン2.5L用 190円
計 4,086円