僕はフィリップスのシェーバーを使ってる。購入したのは2009年なので、9年ほど使っている。
9年経っても故障する事もなく気に入っているんだけど、バッテリーが劣化して充電出来なくなった。充電してもすぐに充電完了になってしまい、使うとすぐに止まってしまう。HQ7310はアダプターを使う充電式なので、アダプターを繋いだまま使えない事も無いんだけど煩わしい。流石に替え時かな。
フィリップスの廉価モデルもモデルチェンジしているけど、相変わらず安い。家電量販店でも3千円台で売っている。
フィリップス 1000シリーズ メンズ電気シェーバー 回転刃 お風呂剃り可 S1041/03
- 出版社/メーカー: PHILIPS(フィリップス)
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: ホーム&キッチン
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ただ、実物を見るとコストダウン感は否めない。実際安いんだから当然なんだけど、HQ7310が気に入っていただけに少々残念だ。なので、バッテリーを交換してみる。
HQ7310はユーザーでバッテリー交換出来る構造にはなっていない。ただ、使える汎用バッテリーは手に入る。そしてそれを使って自分で交換しているツワモノも居る。
blog.livedoor.jpしかし、だからといって自分でも簡単に出来ると思ってはいけない。充電池の端子にハンダ付けするなど、電気工作初心者には無理だ。調べるとタブ付きのバッテリーが売っている。これを使う。
www.batteryspace.jp分解の手順は取説に記載が有る。
フィリップスのシェーバーHQ7310。廉価モデルだけど結構気に入ってるし、いまだに壊れない。安い、肌に優しい、作動音が静か、バッテリーの持ちがとても良い(購入当初は)と、なかなか秀逸な製品。
分解。回転刃の内側に2ヶ所、背面に2ヶ所有るビスを緩めるとケースが外れる。グレーの内部ボディに有る3ヶ所のビスを外すとカバーが外れてバッテリーが出てくる。ビスは特殊な形状だけど、小さめのマイナスドライバーで緩める事が出来る。
オリジナルのバッテリー。基盤に直接ハンダ付けしてある。
14500という型のリチウムイオンバッテリーが1個。上がオリジナル。下がタブ付き汎用品。タブというのは電池の端子付いている小さな金属製の帯状の物。バッテリーの端子に直接ハンダ付けするのが難しいのでタブ付きを購入したんだけど、汎用品のタブは幅が広くてそのままでは基盤の穴に入らない。ニッパで切って幅を詰める。
基盤にハンダ付けする。
組立てて試運転。ちゃんと動いた。
10年近く使った4千円のシェーバーを直してまで使うか?というのはとても微妙ではある。電池を入れ替えるだけならまだしも、分解して加工してハンダ付けする手間を考えたら買い直した方がマシだ。交換用バッテリーも500円くらいなら、と思って買ったら送料含めて千円位になってしまって旨味も無いし、リチウムイオンバッテリーは取扱いに注意しないと充電不良で爆発したりする。でも、結構気に入っていたんだ。気に入っているならもう少し上級グレードの製品を買っても良かったかもしれない。この電池がダメになったら良いの買おうかな。
今回の出費
リチウムイオン充電池 660円
送料 300円
計 960円