モトローラのスマホNexus6のバッテリーを交換する。何だかスマホのバッテリー交換ばかりしている気がするけど仕方がない。気に入って使っていたけど紆余曲折有って子供に譲った物。最近調子が悪くてバッテリー残量が40%を切ると落ちてしまうらしい。充電しながらだと大丈夫なので、バッテリーの劣化だろう。そろそろ新しいスマホに替えたらどうかと思うんだけど、そこまでのモチベーションは無いらしい。仕方がないのでバッテリーを交換する。
交換手順はネットで探せば詳細な記事が出てくる。
対応するバッテリーを購入する。新品でも粗悪品だと規定の容量じゃなかったりするので、なるべく信頼できる製品を購入したい。けどNexus6はメジャーな機種じゃないので商品数が少ない。
モトローラのNexus6。今ではもう取るに足らないスペックだけど、質感は高くて秀逸なデザイン。
バックパネルが剥がしにくい。隙間が無いのでツールを差し込む事が出来ない。どうしても傷が付く。
一旦隙間が出来ればさほど難しくない。両面テープで固定してあるので、徐々に剥がしていく。
バックパネルを剥がた。内部カバーを外す為に22個のビスを緩める。めっちゃ多い。後から気付いたけどバックパネルを無理やり剥がしたので内部カバーが一部ちぎれてる。ワイヤレス充電コイル辺り。もう少し丁寧に剥がさないといけなかった。
ビスを緩めるのに使うのはT3のトルクスドライバ。購入した新品のバッテリーに工具が付属しているけど、2/3ほど緩めた所で工具ナメた。幸い手持ちでT3トルクスが有ったから良かったものの、無かったら作業が頓挫する。先端が非常に細く繊細な形状なので、質が悪い工具だと簡単にナメる。作業前に高品質なT3トルクスは用意しておいた方が良い。
ビスを全て緩めた。22個も使って固定しているとは相当コスト掛けてる。普通なら爪でパチパチはめ込んで固定するか両面テープで終わりだろう。
ビス穴もちゃんと金属製。発売当初は8万円というのも分かる。だから高性能という訳でもないんだけど。
内部カバーまで外した。
内部カバー側に付いているバッテリーとワイヤレス充電のユニットを外す。
新品のバッテリー。工具が沢山付属するけどT3トルクスしか使わないし、それも品質が悪くて使えない。工具はオマケ程度。
新品のバッテリーのラベルにはMotorolaのロゴを消した跡が。大丈夫なのか?
戻しました。ワイヤレス充電は使わないので取り外し。
起動確認。子供が言うには断然持ちが良くなったとの事。前が酷過ぎたんだろう。
先日交換したiPhone5Sのバッテリーと比較すると倍位の容量が有る。その割にはiPhone5Sはバッテリーの持ちが良い。
分解してみるとコスト掛けてるなぁとか、コストダウンしてるなぁとか分かって面白い。中身など見えないんだからユーザー的にはどうでも良いのかもしれないけど、分解する際の作業性はかなり変わってくる。
個人的には高性能なスマホには興味が無いし、カメラの画質もこれ以上必要無いから、これ位のスマホでも充分な気がする。ただ、古くなるとバッテリーの劣化は避けられないので、どうしてもバッテリー交換作業は必要になってくる。一体何回やってるんだろうって数えてみたら4回(今回で5回)だった。言う程多くなかった。