今まで使ってたLGのNexus5x(左)と、新しいモトローラのmoto g8(右)。
画面の比較。5.2インチのNexus5xと6.4インチのmoto g8。
仕事で使っているiPhone8と、moto g8。
画面の比較。4.7インチのiPhone8と6.4インチのmoto g8。
moto g8のリヤカメラは画面左上の中に有る。
メインカメラは縦並びのトリプル。一番上の独立しているのが118°広角、3連の上がメイン1600万画素、3連真中がマクロ、一番下はカメラレンズではなくフォーカス用レーザー。ロゴマークの部分が指紋認証センサ。背面パネルはプラスチック製で質感はさほど高くない。
最近の機種は旧スマホからのデータ移行が簡単なのね。それでも新たにログインし直さなければいけないアプリは幾つか有るので、アプリ毎のIDとパスワード等は控えておく必要が有る。
何故モトローラなのか
元々廉価なスマホでネタにする程の物では無いけど、何時いくらで購入したのか記録を残しておくと後々自分の参考になるので備忘録として残しておく。
Nexus5xを購入したのは2019年11月。子供にスマホを譲ってしまったので、子供が使っていたLGのNexus5を僕が代わりに使ったものの負荷が掛かるアプリを起動すると使ってられなかったのでnexus5xに替えた。Nexus5xはGoogle謹製スマホなので極めてシンプルで古い割に動作が軽快。ストレージ16GBという少々頼りないスペックの物だったので5,190円という安値で手に入った。Nexus5xは今でもサクサク軽快とは言わないまでも耐えきれない程の不満も無く使ってきたんだけど、先日Fitbitのアプリを入れてから動作が重くてストレスを感じる様になった。Fitbitのアプリを使わない時は停止させておこうと思っても、このアプリ強制停止すら効かない。かといってFitbitを使わない訳にもいかない。Nexus5xはそれ程長く使ってないしバッテリーも交換したので替えるのも勿体ない気がするけど、動作の軽いスマホに替える事でQOLが上がるならやむを得ない。
次の機種を検討する
モトローラ社のNexus6がとても気に入っていたんだけど、流石に今更Nexus6は無いだろう。スペック的にはNexus5xと大差無いから。選定の基準は、安価であること、ある程度の処理能力と、プリインストールや機種個別の特化した機能が少ないシンプルさ、デザイン。僕の生活スタイルではスマホの比重は高くないので、極力安い方が良い。それら条件を考慮し候補として考えたのは
Samsung S7
Google pixel 3a
oppo A5 2020
Motorola moto g8
処理能力的にはどれも不満が無いレベル。この中でSamsung S7はハイエンドに近いモデルで質感は高いものの、発売年が2016年12月なのでひと昔感は有る。性能的には今でも充分実用的なレベルでは有るものの、コスパを考えると決定的ではなかった。
pixel 3aは僕の嗜好に最も合致するもののこの中では高額で、その金額を出してまで必要とは思えなかった。
oppo A5 2020はsimフリーの廉価スマホでmoto g8と良く似た性格の物。恐らくよく比較される機種かと思う。oppoは使った事が無いのでネタとしては興味が有るものの、不具合の口コミ数とユーザーの評価、あと先日子供用にmoto g8を購入して使っている実績が有るのと値段が安いという事で、結果的にmoto g8にした。
元々新品でも2万円台前半。オークションでもさほど安くないのでイオシスで中古美品を15,800円で購入。未使用品が17,800円で売っていたので悩んだものの、そこまでお気に入りの機種でもなくこれ以上金を掛けたくなかった。ちなみに中古Aランクは本当に美品で開封しただけに近い。おまけにシリコンカバーが付いていたので思いがけずお買い得だった。
参考比較記事
moto g8シリーズ
それはともかく、モトローラのmoto g8には、同じg8といっても種類が有る。そして値段が違う。何がどう違うのか分かり難く、でも意外に大きな違いが有ったりするので選定の際は注意が必要だ。
moto g8
素のg8。g8シリーズ中最もベーシックなモデル。
moto g8 power
g8との主な違いはバッテリー(power)。g8の4000mAhから5000mAhに強化されている。カメラに望遠が追加されて4眼になる。画面はmoto g8と同じ6.4インチ19:9。CPUとRAMはg8と同じ。
moto g8 plus
g8との主な違いはカメラ機能(がplus)。メインカメラがg8の1600万画素から4800万画素に強化されている。画面は6.3インチ。バッテリーはg8と同じ4000mAh。CPUとRAMはg8と同じ。
moto g8 power lite
主な違いはバッテリー(power)と、CPUのスペックダウン(lite)。バッテリーがg8の4000mAhから5000mAhに強化されている。画面は6.5インチ。カメラはメイン1600万画素は同じだけど広角が無い。マクロは有る。一番の違いはCPU。他のg8シリーズがQualcomm Snapdragon 665を使っているのに対し、MediaTek Helio P35、2.3GHz Quad-Core、1.8GHz Quad-Coreという構成。ゲームなど負荷が高い処理が必要無いのであれば大容量バッテリーと共に有効ではあるけど、処理速度が他に比べて劣る。実際にベンチマークテストでも他のg8シリーズが17万スコア程度なのに対し、g8 power liteは10万スコア前後とかなり低い。RAMは4GBで他と共通。
僕はカメラの性能はもうこれ以上必要無いのでg8 powerとg8 plusは除外。買い替えは処理速度が目的なのでCPUが劣るg8 power liteも除外。素のg8が最も希望に則してる。ただ、どういう訳かg8用のアクセサリ(カバー)がとても少ない。g8 plusの方が多い。
モトローラのmoto g8を選んでいる時点でもう御察し。車はマーチやパジェロミニで喜んで、バイクはSRXやXRで喜んでいて、余計な物は何も付けるな、自動化せずに自分でやらせろ、と言う様な奴だ。頑張って良く言えばポリシーが一貫している、悪く言えば偏屈で悪趣味だ。
モトローラもレノボの傘下に入ってしまって中華系企業になってしまい微妙ではあるけど、相変わらずのシンプルさでpixelシリーズに近い性格。それ故に他メーカー程華が有る訳でもなく、Google謹製pixel程メジャーでもなく、モトローラのスマホを使おうなんて思うユーザーはかなり少ないんじゃないかと思う。だから、基本性能が良い割には安く買える。元々安いし。
追記
結局moto g8は長女にあげた。僕のスマホの負荷率より長女の方が深刻だろうから。g8は自分で使うつもりで購入したけど、僕は大した事には使わないから長女が使っているNexus6と入れ替えても良い気がしてきた。何だかんだと良いお父さんじゃないかと思う。女の子にあげるのがモトローラってのがちょっと微妙だけど。