※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。
2021年10月2日(土)快晴
大洞谷遡行
08:05 林道脇
12:20 大洞谷から林道出合
13:30 林道脇
駐車場発〜駐車場着 9.5km(沢登り4.6km) 5時間25分(休憩含む)
駐車場標高:194m 最高点:485m 標高差:291m 累積標高登り:m
道中の飲料水 0.5L(お茶0.5L)
着衣(上) 長袖シャツ シェルジャケット(未着用)
着衣(下) タイツ ショートパンツ
靴 モンベル サワタビ
他 ヘルメット ハーネス
アクセス
岐阜・名古屋方面からだと、国道21号から国道365号を南下。上石津第一トンネルを抜けて、ファミマを過ぎて、ひまわり食堂(ドライブインみたいな所)の向かい側の路地を斜めに入る。郵便局・消防署付近の信号を左折しても行ける。大洞林道から養老山に登る時の林道。
ルート
今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。
大洞林道の序盤から大洞谷に下り、沢を遡上する。のち林道に出て林道で下る。
良い天気。10月に沢登りは寒いんじゃないかと思ったけど、意外に寒くない。
今日もウッスさんと。序盤は緩やかな沢。
大きな堰堤が3ヵ所出てくる。
堰堤を巻いていく。薄い踏み跡があるけど落っこちそうだ。
養老山の沢など大した事ないだろうと思っていたら、意外に良い。岩盤が硬いのか、切り立った深い谷で壮観。
朽ちたゲート? 錆び付いたシリンダーが見える。動力は何だろう。
沢っぽくなってきたよ。
養老の沢の水は冷たくない。
クライミング要素は少な目だけど、地味にしんどい。
ウ「行きますか?」
こ「巻きましょう」(軟弱)
二段の滝。これも巻く。
巻き道に残置ロープが有ったけど、支点が朽ちた木の根でした。引っ張るとすっぽ抜けそう。
腰まで浸かる。
腰くらいは序の口。泳ぐ。10月に沢で泳ぐとは思わなかった。
この滝も巻きます。
朽ちた車。事故で落ちたのか不法投棄なのか。
なかなかの沢。
朽ちたブルドーザー。事故で落ちたのか不法投棄なのか。
目星をつけて林道に登る。
林道を下る。途中土砂崩れで埋まっていた。これはバイクでも通れない。
ルート
大洞谷
クライミング的な要素は少な目で、滝を登らなければ比較的歩きやすい。難易度はともかく、切り立った深い谷はなかなかに壮観で良かった。途中で林道に登らず更に沢を進むと、大洞林道の登山道と合流すると思う。ヒルが出なきゃ良い沢なんだけどなぁ。
感想
そろそろ山登り行きたいなと思っていたら、ウッスさんが沢登りに誘ってくれた。本当は既に2回誘ってくれていたんだけど、仕事だったりワクチン接種と重なったりして行けなかった。そうこうしているうちに10月になってしまって、もう寒いだろうと思ったら気温も沢の水温も高くて丁度良かった。近場の沢だから地味だろうと思っていたら、意外に良かった。大洞林道は何度か通っているけど、こんな沢になっているとは知らなかった。難易度も低めて楽しかったけど、それでも沢をソロで歩く気にはなれない。気温が高いせいでヒルが大量に出る。立ち止まっているとワラワラと上ってくる様は恐怖だ。
距離も高低差も大した事はないけど、沢を歩くのはしんどい。登山道の様にスタスタ歩ける様なものじゃないからだ。不安定で滑りやすい岩場はバランスを崩しやすくて神経も体力も使う。多分ウッスさんは僕のペースに合わせてくれているのだろうけど、気を抜くと置いて行かれそうになる。かといって慌てると危ない。登山道よりも遥かに気を遣う。
沢登りで使うと臭くなるから新たに買う必要はないです、ってウッスさんから教えてもらったので、シャツは以前冬山で使っていたヒートシャツを着ていたけどこれが意外に良かった。ポリエステル90%、ポリウレタン10%の素材で吸湿性が無く冬に汗をかくと汗を吸収しなくて汗冷えが酷いので最近は使っていなかったけど、吸湿性が無いので沢で水に浸かっても濡れない。泳いでも寒くなかった。意外に役に立った。これは沢用に使おう。
沢靴はとりあえず安い靴を買って履いているけど、靴底が足袋の様にとても柔らかくて岩の上を歩いていると足裏が痛くなる。名前がサワタビなんだから当たり前かもしれないけど、頻繁に沢登りする人とか、長い行程を歩く人には向かないと思った。僕は頻繁に沢登りしないし、今の所日帰りの短い行程しか歩く予定がないから履いているけど、エッジのきいた岩の上を歩くと痛くて、それを繰り返し繰り返し経験すると身構えてしまうのであんまり良くない。