僕のパジェロミニは1999年製で、既に製造から22年経過している。20年以上経っている割にはかなり程度が良く、その割には値段も安かったから購入したんだけど、流石に塗装もくたびれ気味だ。艶消し状態ではないけと、艶が失われつつある。塗装の劣化が目立ちにくい白色にしたのであまり気にはならないけど、手軽に綺麗になるならそれに越した事は無い。
とりあえず手持ちのワックスを使ってみたけど、劣化した塗装の艶を回復する様な製品ではないし、既に10年以上寝かせている製品なので性能も怪しい。ガラス系?ワックスなので仕上げムラができやすくて処理が結構面倒くさいのも難。そもそも何の為にコレを買ったのかすら覚えてない。
今はもっと良い製品が有るだろう。ネットで調べると呆気なくヒットする。
研磨までは要らないので、カラーエボリューションという製品を使ってみる。ちなみにリンレイでも同様の製品が売っていて、ホームセンターのカー用品コーナーではリンレイ製しか置いてなかった。今回はsoft99の製品の効果を試してみたいので、カーショップに行って購入した。
洗車後、ワックス処理前。かろうじて艶が残っているけど、経年による劣化はそれなりに進行している。
ボンネット先端の角の辺りは艶が無くなりつつある。
ルーフ前部。ワックス処理前。22年経過しているわりにはかなり綺麗。ヘッドライトレンズに劣化の黄ばみも見られないから、車庫保管だったのかもしれない。
ルーフ後部。ワックス処理前。
劣化した塗装用のワックス、soft99 カラーエボリューション(ホワイト)。輝きを取り戻せ。
ワックスと処理用スポンジ、拭き上げ用のペーパー、ビニール手袋が入っている。ワックスは液状で、キイロビンみたいな粘度が高い液体。
確認の為ボンネット左半分を処理する。確かに艶が出る。
処理前の右半分。画像ではちょっと分かり難いけど、ワックス処理後はデジカメのオートフォーカスが合いやすくなったから感覚的ではなく明らかに変化は有る。
ワックス処理後のボンネット。
ボンネット前部の角も艶が見られる。
処理後のルーフ前部。
処理後のルーフ後部。
どうしてもやらなきゃいけない作業ではないので悩ましい所ではあるけど、自分の愛車が綺麗な状態だといっそう愛着が持てるというもの。比較的安価で処理も手軽でそこそこの効果が得られるので、実際に使ってみた印象としては悪くない。どれくらいの持続性が有るのかは分からないけど、手軽なので2,3カ月に1回位処理すれば維持出来そうな気はする。
難点は、ワックスの処理が見え難い事。ホワイトだから余計に見えないのかもしれないけど、ワックスを塗った所、拭き残した所が分かり難い。
あと、劣化した塗装用ではない普通のワックスと比べてどの程度差が有るのかも良く分からない。拭き上げ処理が必要なので、それなら普通のワックスでも良いんじゃないかとも思えるんだけど、それほど高くない製品なのでどうせなら専用品を使った方が良いかなという印象。塗装の劣化がもっと進行していれば、もっと効果がわかりやすいのかもしれない。
今回の出費
soft99 カラーエボリューション(ホワイト) 1,030円
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