シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

楽なことは良いことか

 

 

 

僕のマイカー(パジェロミニ)は先日トランスミッションの故障により修理に出してしまい、その間代車のトヨタ・サクシード(プロボックスの姉妹車)で通勤している。既に2週間ほど通勤の度に90kmほどの距離を走り、混雑した市街地から深夜のバイパスまで走って思った。こりゃマジで楽だな。

エンジンが1500ccだから軽自動車に比べればパワーに余裕が有るのは当然として、商用車だから荷物を満載する事を想定してピークパワーではなく低速トルクを重視してるんだろう。低い減速比と相まって加速にストレスが無い。エアコンをONにしても難なく加速するし、トップギヤは高めになっているみたいでスピードの乗りも悪くない。加えて、出勤時間の調整で駐車場でエアコン掛けて寝てたりするのに燃費は15km/Lを超えてる。運転しやすい、加速も良い、おまけに燃費も悪くない、室内は広くて荷物も沢山載る。更に商用車だからか煽られる比率が低い上に、車間距離を空けていても山道では前を行く車が道を譲ってくれる。もう非の打ち所がない。スピードが出る車だと抑制するのが大変かと思ったら、別にそんな事は無くてちゃんと自制出来てる。これだけの距離を毎日車で通勤するなら、普通車にしておけば良かったと思ってしまう。

ただ、楽だけど運転が楽しいとは思えない。さすがに飽きてきた。僕が車で必須と思える装備は唯一「エアコン」だけ。最近は酷暑だというのもあるけど、今の日本の真夏にエアコンを掛けずに車に乗るのは不可能に近いし、雨の日は曇って視界が悪くなって危ない。だからエアコンは欲しいけど、それ以外は必須じゃない。必要最低限の人が乗れて、必要最低限の荷物が積めれば良い。それ以上は「余計な物」でしかない。そういう意味では、特別な装備は何もないパジェロミニは全ての操作を自分でやらなければならず、それはそれで良かった。

最初はエアコン使う時期の間は代車の方が楽で良いかなと思っていたけど、今は早く車の修理が終わらないかなと思ってる。