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目指すのはジャンガリアンな生き様

FORD Ka  ヘッドライトの防水

 

 

雨が降った日の後、ヘッドライトの内側が結露していた。雨水が内部に侵入する様だ。そういえばネットの評価で「ライトが結露する」と書いて有ったので、良くあるトラブルなのかもしれない。いままで晴天だったから気付かなかった。

それにしても結構酷い結露(というか水滴)なので、放置するとライトユニットを傷めそう。何とかしたい。

 

 

ヘッドライトレンズの内側が結露している。実際はもっと酷い水滴だったんだけど、乾燥させるために背面のカバーを外して走ってきてもなかなか乾かない。夏に使っていたハンディ扇風機をフル稼働させる。

 

疑わしいのは背面カバーか。ヘッドライトユニットの後側に有るカバーで、バルブの交換等で開ける。

 

背面カバーはライトユニットの後側についている。脱着が物凄くやり難いせいか、車両を引き取った時は外されたままだった。ボンネット内とはいえ、バルブやケーブルコネクタがむき出しなのはアカンやろ。車検の時に車屋さんが付けてくれたんだけど「物凄くやり難い」と言っていた。

 

カバーの防水シールがヘタって浸水するのでは。

 

そんなにペタンコな感じでもない。雨水の侵入は違う個所かもしれない。

 

念の為カバーのシールをし直す。シールにブチルゴムを使う。スマートKの雨漏りに使った残り。忌まわしき思い出が。

 

柔らかくて粘着性のあるシールゴム。かなり密着するので、固定する部分に使うのが良い。今回の様に脱着するカバーには向いていないけど、とりあえず止水したいのと、浸水個所がカバーなのか違う個所なのかの判断がしたい。


丁度良い太さ。柔らかいので引っ張ると細くなるので調整出来る。

 

両側ともシールし直す。右のカバーと左のカバーが分からなくなりそうだからマーキングしたんだけど、よく見たら表に刻印されてた。

 

カバーを付ける。物凄くやり難い。

 

ボディのエッジで手を切りそうだ。車屋さんもボヤく訳だ。二度とやりたくない。

 

他に疑わしいのはライトユニットの接合部だろうか。クリヤレンズとライトボディとの合わせ面。仮に上部だけでもテープで止水して様子を見る。

 

雨天時に走った後で確認すると、右は止水出来た。左側はまだ結露する。これ以上はライトユニットを外して処理しないといけないが、ライトユニットを外すにはバンパーを外す必要が有る。

 

バンパーとヘッドライトユニットの脱着方法を調べる。バンパー、ヘッドライトの外し方は、下記動画を参考にした。

www.youtube.com

こちらはライトユニットまで解説しているけど、バンパーの固定が違うので年式が違うかもしれない。

www.youtube.com

 

 

フロントフェンダー後端に固定ビスが有る(+のタッピングビス)。

 

フロントフェンダー前端下部裏側を覗くと固定ビスが有る(T30のトルクスのタッピング)。あと、フロントグリル上部に3ヶ所(+のタッピング)。

 

フロントフェンダーは樹脂製のピンが刺さっている(3ヶ所)だけなので、外側に引っ張ると外れる。外れるけど、外した時にピンが破損する。

 

フロントフェンダー前端(ヘッドライトとの境目)にはフックが有るので無理に引っ張って破損させない様に。

 

ヘッドライトとフェンダーの奥に、ヘッドライトを固定しているビスがある(10mmのソケットレンチ)。

 

ヘッドライト上端にもう1ヶ所と

 

フロントグリルの奥にもう1ヶ所、計3ヶ所で固定されている。

 

バンパーを完全に取り外してしまうと戻すのが大変そうなので、隙間を空けてライトを外す。

 

配線のソケットを2個外して、ヘッドライトユニットを取り外す。

 

動画にあったブリーザー(息抜き用の穴)。完全に密閉してしまうとライト点灯時にハロゲンバルブで温度が上がり空気が膨張、接合面が破損する、となるのを防いでいるのではと推測。スポンジが完全に劣化して朽ちている。

 

完全に塞いでしまうのもマズいし、開けっ放しでもマズいし、かといって適当なスポンジなんか無いよな。と思ったらふと見ると激落ち君が有った。とりあえす適当にカットして詰めておけ。

 

上側、背面カバー付近にもブリーザーがもう1ヶ所。こちらも激落ち君を詰めておく。背面カバーのシールが上手くいっていない可能性も有るので、シールし直して戻す。

 

レンズとライトボディとの接合面も怪しい。

 

隙間が有るけど、水が浸入しないだろうか。1週ぐるりとシールしたかったんだけど、あいにくシールに使えそうな物が手持ちで無かったし買いに行く暇もない。とりあえず養生テープを1週巻いてしのぐ。今度シール材を買ってシールし直す。

 

ライトとバンパーを組んでやれやれ、と思ったらライトが点かなくなった。コネクタの接触不良だけど、何度差し直しても直らない。仕方が無いのでもう一度ライトを外して確認すると、ヘッドライトユニット側のコネクタの固定爪が折れていた。ケーブル側コネクタを差し込もうとすると奥に引っ込んでしまってコネクタが完全に入らない。折れた爪部分を接着剤で固定し、コネクタが奥に入らない様にコネクタ上部のリブに切れ目を入れ、マイナスドライバーの先端でコネクタを押えながらハメる。

 

ライト点いた。

 

この状態で雨天でも止水出来るか様子を見る。止水出来ていたら、もう一度ライトを外してシールする。

フェンダーを固定している樹脂ピンが劣化して、外す時に破損してしまった。戻しても隙間が空いてしまう。樹脂ピンはeBayで買えると教えてもらったので購入して直す。

バンパーの脱着はそれほど面倒じゃない(古いと樹脂ピンが必ず割れるけど)。ライトの背面カバーの脱着で苦労する位ならバンパー外した方が早いかもしれない。

何でこんな苦労をしなきゃいけないのか、と嘆きつつも、シールで何とかなりそうなのは好都合。スマートKはライトボディのプラスチック自体が劣化していて今にも壊れそうだったので、それに比べれば何とかなりそうな気がする。



今回の出費

ブチルシール 0円(在庫品)

激落ち君 0円(在庫品)

養生テープ 0円(在庫品)

 


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