前回は上の娘とガンダムを観にいったけど、下の娘が一緒に映画を観に行きたいというので観にいってきた。観に行ったのはKING OF PRISM。
娘は去年の8月からKING OF PRISMの映画を15回観に行っている。
その内1回は姫路(最も激しい4DXが体験出来るという事で)、1回は兵庫(クラッカーや紙吹雪が出来るという事で)と、遠征も含まれる。金沢も行きたかったらしいけど金と時間の都合で行けなかった。
これだけを見れば「あぁよく有るアニメの推し活ね」というレベルなんだけど、うちの娘はASDだ。普段は引きこもり状態で、買い物行こうとか、お茶しに行こうとか、僕が何とか理由付けして引っ張り出している様な状態。なのに、キンプリは一人でも観に行く。一人で車を運転して観に行き、独りで電車に乗って名古屋まで行く。姫路はうちの奥さんと一緒に行っていたけど、一度姫路の経験があるから兵庫は一人で行った。自分一人で自発的に何か行動するなんて事は今まで無かった。これがどれ程凄い事か分かるだろうか。
アニメでもゲームでもYouTubeでも何でも構わない。ただ前向きになる、自立して自らの意思で行動しようとするモチベーションになるなら。奥さんは娘と一緒に観て虚無の顔になっていたらしいけど(ふんどしでアイススケートを滑りながら歌ってバトルしていたと言う?)、僕は娘の意思と行動を尊重したい。背中を押してあげたい。たとえふんどしでも。
と、思っていたのに、なかなかタイミングが合わずそうこうしているうちに公開が終了してしまった。なんせ自宅から離れた名古屋圏の劇場で平日の最終時刻上映とかなので、いや普通に仕事してたら行けんやろ。と思ったら週末にまた観に行くという。あれ?公開終わったんじゃないの? よくよく話を聞くと、過去作品のリバイバル上映らしい。週末なら僕も一緒に行ける。折角ならふんどしバトルを観たかったんだけど、過去作品から履修するのも悪くは無い。
突然意味も無く全員全裸になったり、女子パートが視聴者目線のセリフ抜きになったり、正直これはBLなのか?乙女ゲーなのか?と一瞬真顔になる事もなくはないけど、ロングランしたりリバイバルしたりするという事はそれなりに推されているんだろう。男性向けのアニメも似たようなものだし。今回観た映画は10年位前の作品らしい。それだけ続いてるという事は一定の支持を得ているという事だ。
娘に推し活が出来たのは凄く良い事だと思う。そして、この応援上映を観に来る観客が良い。上映前の広告に対してもお礼や声援を行ったり、観客同士でお菓子を配ったり(推しキャラにちなんだお菓子らしい)、何一つネガティブな要素が無い。SNSでは日々炎上し叩き合いが繰り広げられる世の中で、キンプリの劇場だけはポジティブで満たされている。
これがプリズムの力なのか!?

娘は日曜日も一人で観に行った。がんばれ。