シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

HONDA XR600R 純正キャブレター交換

 

 

点火系は全てやったし、腰上OHもやったのに始動性が悪い。なんだこれ?というのが前回までの話。

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これだけやってダメなら燃調(キャブレター)の問題じゃね? でもキャブは今まで散々やってきたじゃん。と途方に暮れている時に、ふとネット上で全く同じ症状の記事を見かけた。車種やキャブ型式は違うけど、始動性が悪い、チョークを引いても掛からない、アクセルを開けながら何とか掛かる、という様な症状。不調の原因はスローの詰まり(フロートチャンバーのスロージェットが収まる穴が詰まっていた)だった様。

僕のXRも、寒いと始動出来ない、チョークを引くと全く掛かる気配が無い、アイドルを上げると何とか掛かる時が有る、一回掛かる(温まる)とすぐに掛かる、という症状なので、チョーク回路が働いてないんじゃないか?

 

今まで散々キャブを開け掃除してきたけど、再度確認する。XRに使われているケイヒンPDキャブの場合、チョークレバーを上げる(チョークが効く状態)と、バタフライバルブがベンチュリー(キャブの穴)を塞ぐ。シリンダーからの負圧がスロー回路のエアジェットに作用して、スロージェットから燃料を吸い上げる、という仕組みだと思う。ただ。スロージェットの経路にはエアカットバルブも関係している。エアカットバルブに異常が有ると始動性に影響するんだろうか?

 

エアカットバルブはキャブ本体の側面に有る。

 

エアカットバルブのダイヤフラムを外すと、穴の奥にチェック弁が見える。経年によりちょっと段付が見られるけど、これが正常なのか異常なのか分からない。

ちなみにエアカットバルブの関係の経路は以前整備した時に確認している

良いのか悪いのか、始動性に関係するのかしないのか良く分からない。困った時のうなぎさんに尋ねてみると、エアカットバルブは始動性には関係しないらしい。じゃあ何なんだ?

 

 

 

そんな折、程度の良いXR600Rの純正キャブがヤフオクに出てた。小汚いちゃんと使えるかどうかも怪しいキャブが数万円で売られている中、比較的手が届く金額で出ていたので購入する事にした。チョーク系が異常なら、キャブをASSY交換してしまえば解決するだろう。

 

 

わりと良心的な金額だったので、大丈夫か?パチモンじゃないのか?と心配したんだけど、取り外した車両情報も記載されていたし、KEIHINのロゴもちゃんと有る。多分本物の純正キャブだろう。

 

ちなみに以前買った謎のキャブ(7,700円/新品)も有る。謎のキャブには当然KEIHINのロゴは入っていない。

 

購入したキャブを開けて掃除と確認をする。パイロットスクリューにスプリングが無い。あと、フロートチャンバーのガスケットも無い。

 

通常はパイロットスクリュー、スプリング、ワッシャ(スプリングの座金)が有るはず。古いキャブから拝借する。

 

が、始動性が変わらない。チョークは相変わらず効かない。アイドルを上げると始動する。この状態では寒いと掛からなさそう。

パイロットスクリューを調整してもほとんど変化しない。また、パイロットスクリューを全閉にしてもアイドリングしてる(前のキャブはエンストした)。

 

キャブを交換してしまえば解決すると思ったのに。ただ、時間が無くてエンジンを始動する所までしか確認できていない。もう少し詳しく観察して調整する事で変化がみられるかもしれない。また、程度の良い純正キャブに替えても症状が変わらないのであればキャブレターの問題ではないという事が分かるので、全くのムダではないと思いたい。

あと、シリンダーヘッド辺りからガチャガチャと変な音がする時が有る。タペット調整で直れば良いけど、OH作業で何か失敗していると致命的になりかねない。

 

今まで触っていないのは、もうフライホイールとカムチェーン位しか思いつかない。フライホイールに異常が出るなんて事は考えにくい。カムチェーンの伸びは不調の原因になる可能性が有るけど、サービスマニュアルを見ても使用限界値の記載が無いので良否の判断が出来ない。

 

いずれにせよもう少し時間を掛けて確認してみる。

 

 

今回の出費

純正キャブレター(ヤフオク) 28,589円

送料 1,050円

計 29,639円

 

かなり程度の良いキャブの割には良心的な金額だった。けど、不調の原因がキャブではないとしたら、実は7千円のキャブでも充分使えたのかも?

 

 

追記 2025.04.21

自分が何をやったのか、その時どんな感じだったのかを忘れてしまうので、経過の覚書を残しておく。

 

キャブレター交換後標準セッティング(MJ152 SJ62)で試走。始動時はチョーク半開でキック3回程度で始動。始動性は悪くないが暖かい時期なのでキャブレター交換の影響なのかは分かり難い。ただ以前はチョーク完全OFFでしか掛からなかったので、何らかの変化は有る様。

走行フィールはパワー感が薄い。低回転時のトルクも細い印象。前回の走行から間が空いているので何となくの感覚でしかないけど、何となく薄い感じがする。

MJ152 SJ62 のプラグ。何となく薄い感じがする。

 

 

追記 2025.04.25

薄い印象なのでジェットを上げてみる。低回転域のトルク感だけでなくアクセルを開けた時のパワー感も薄いのでMJ、SJ両方上げる。

MJ 152 → 156

SJ 62 → 65

始動時はチョーク半開でキック2回で始動。始動性は悪くないがアイドリング時に息つきとまではいかない様なぎこちなさが有り一度エンスト。再始動はキック1回で始動。温まれば安定するだろうと走り出す瞬間に思わずエンストさせてしまい、その後全く掛からなくなった。プラグを外して確認するも湿ってないのでカブってなさそう。30分ほどあれこれするも始動する気配が無いのでプラグを新品に交換。初爆はするがアイドリングしない。アイドルスクリューでアイドリングを上げると始動。一旦温まればキック1~2回で始動する。始動性が良いのか悪いのか良く分からない。コールドスタート時はチョーク半開で掛かるので、何度か走れば何か傾向が分かるかもしれない。

走行フィールは快調。低回転のトルク感、加速時のパワー感が増している。前回のパワー感の無さは気のせいではなかった様。これで始動性が良ければ言う事は無いんだけど、何度か走って様子をみる。

MJ156 SJ65 のプラグ。真っ白けなのはプラグが新品だからか? 20km程度は走ったんだけど。プラグだけ見ると完全に薄い印象だけどパワー感は悪くないのでしばらく様子を見る。

 

2025.05.04 気温22℃

チョーク半開でキック2回で始動。

 

2025.05.18 気温27℃

チョーク半開でキック3回で始動。30kmほど走行し休憩後チョーク全閉でキック1回で始動。後一旦停止で停止アイドリングでエンストし始動出来ず。下り坂で押し掛けすると始動。エンストと再始動出来ない原因が分からず。アイドリングを上げ気味にして様子見。

 

 

 

今までの経緯、XR600R関連の記事はこちら

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