シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

人に会うこと

 

 

 

週末にツーリングに誘われた。がっつり走るツーリングではなく、美味い物食って楽しみましょう的なもの。かつてHP時代にネットで知り合った人たちだ。バイクツーリングに行ったり、BBQに誘ってくれたりしたけど、かれこれもう7、8年くらい会っていない。かろうじてグループLINEで繋がっている。行こうかどうしようか、としばし悩んで久しぶりだから行こうと思ったけど、結局行かなかった。

人に会うべきだ、と思った。僕は内向的な性格で人と関わるのがとても億劫だ。これは昔から変わらず、でも50半ばになった今、僕はいつ死ぬかも分からない。明日死ぬかもしれないし、この先数十年生き続けるかもしれない。だから、自分の都合の良いぬるま湯の様な状況で、全てが予定調和な物事ばかりではいけない。ツーリングの彼らは、僕とは全く違う人達だ。行動を共にすれば多少の食い違いは有るだろうが、その反面思いもよらぬ刺激や発見にもなるはずだ。僕とは違う人達だからこそ、僕は彼らに会うべきだと思った。

なのにツーリングの誘いを断った。肝心のバイクの調子が悪いからだ。正月からバイクの整備をしてきた。このツーリングに向けて、という訳では無いけど、手を抜いていた訳でも無い。登山や自転車など他の趣味を差し置いてまで、僕としてはかなり注力してきた。バイクに対する情熱というよりは、人との関わりの為でもある。今の僕のバイクライフの形成に大きく影響を受けたバイクの師匠Sさんもそうだし、トライアルのきっかけとなった車屋さんもそう。今回のバイクツーリングの彼らもそう。僕独りだけだったなら、とうの昔にバイクはやめていた。そろそろ年齢的に先が見え出してきた。バイクに乗るなら今しかない。

正月から3ヶ月半もの間、時間と金を掛けてきたのに整備しきれないのはどうかと思う。が、それで良いと思う。人と会うのも面倒だし、古くて調子が悪いバイクを整備するのも面倒だ。だからこそやらなきゃいけない。人が生きていくという事は、とても面倒な事だからだ。手間が掛かって面倒臭い事にこそ、物事の本質が有る気がする。