うちのミラ・ジーノのＡＣＣ電源（アクセサリー／シガーソケット）が入らない。シケットの接触不良かな？と思ったけど抜き差ししても変わらないし、ラジオも電源が入らない。ＡＣＣ関係の電源が全て入らないのでヒューズが飛んだみたいだ。
ヒューズボックスは何処にあるのかな？ 普通は運転席か助手席の足元辺りにあるんだけど。ステアリングコラムの下にある収納ボックスのフタを開ける。
収納ボックスの奥の右寄り、ボンネットオープナーの左寄りにヒューズが有る。画像はヒューズボックスのカバーを開けた所。
カバーにヒューズの配列図が書いてある。ACC電源は真ん中の列の一番右の15A。備え付けの取り外し工具（洗濯ばさみみたいな樹脂製のクリップ状の物）を使ってヒューズを引き抜く。
ヒューズが切れていたので手持ちの予備ヒューズと交換する。ヒューズは容量によって色分けされている。15Aは青色。
予備のヒューズは差し込み部分の厚みが僅かに薄い。差し込んでもグラグラする。差し込みが緩いと接触不良を起こし、スパークしたりするとヒューズホルダ側を傷めてしまって余計に大変な事になりかねない。まともなヒューズを買いに行く。
ちなみにヒューズの樹脂部分は透明なので、テスターを使わなくてもヒューズが切れているかどうかは見れば分かる。右と左のツメの間に細い渡り部分が有るんだけど、そこが切れている。
ヒューズが切れた原因はＦＭトランスミッターだった。これを差し込むとヒューズが飛ぶ。USBケーブルを抜いて単体の状態にしてもヒューズが飛ぶので本体の故障。信頼性重視でフィリップス製にしたんだけど壊れたみたいだ。
ヒューズを新しい物に交換しても、ヒューズが切れる原因を取り除かないと同じ事の繰り返しになる。
エーモンのヒューズ買ってきた。さすがにグラグラしない。
大したトラブルではなくて簡単に直ってよかった。ジーノは前日僕が乗ったんだけど、帰宅するまで問題無かった。帰宅時にＦＭトランスミッターを触った（自分が普段使っている物と差し替えた）ので、恐らく原因はそれだろうという目星がついていたので作業も早かった。
予備のヒューズセットは、フォードＫａに乗っている時に常備していた物。前オーナーの時に一度スターターのヒューズが切れたらしいんだけど、切れた原因が分からないままだったので再発する可能性がある。ところがスターターのヒューズの容量が40Aで、そんな容量のデカいヒューズはホームセンターやカーショップでは売っていない。なのでAmazonで買ったんだけど、40Aを含むヒューズセットが千円程度で売っていたので、他でも電装トラブル有るかもしれないしセットで持っておけば安心だろう、と買った物。結局電装トラブルは僕の時は起きなかったので今まで使わないままだったんだけど、差し込みが甘いというのは今回初めて気づいた。接触不良の原因になるし、電気系トラブルは目に見えないからトラブルシュートが難しいので、安くて信頼性に乏しい物は使わない方が良いと思った。
今回の出費
ヒューズ 15A 327円
