2026年の今、18年前のハンディGPSは役に立つのか
携帯用ハンディGPSを購入しました。ガーミンのCOLORADO300というモデル。

ガーミンのハンディGPS、COLORADO300。

カラビナホルダーは下に向かって引き抜いて外せる。社外品でマウント類が沢山売っている。

カラビナホルダーを外し、背面下部のラッチを持ち上げると電池カバーのロックが外れる。

背面カバーを下にスライドさせると電池ホルダーが出てくる。

電池ホルダーの下にSDカードスロットが有る。この製品はSDカード。micro-SDではない。

上部のアンテナの横に電源ボタン。長押しでON/OFF。

電源ボタンの横のゴムカバーをめくるとUSB端子が出てくる。ただしUSB2.0(miniB)端子。今時はなかなか見ない形式。

モニタ上部にジョグダイヤル(ロックンローラー)が配置される。外周のローラーで選択、内側のリングで四方の移動、中央のボタンで決定、という機能が集約されていて機能的なんだけど、もう少しマシな名前に出来なかったのか。ジョグダイヤルの左右には機能ボタン。

電源ON後にもう一度電源ボタンを押すと、バッテリー残量、GPSの補足状態、バックライトの調整画面。

購入時にSDカードスロットにカードが無かったので、デフォルトの地図も表示されないのかと思ったら一応全国地図が表示される。本体内部メモリに地図データが有る様。

ただ、デフォルトの地図はめっちゃ粗い。サイクリング等でも使えるかな?と思ったけど、こんな大雑把過ぎる地図では役に立たない。

カシミール3Dから地図データを作って表示させる事が出来る。ただ、結構面倒くさいのと、広範囲にすると見切れてしまう。イマイチ上手く作れない。

ガーミンで表示できる無料の地図が有る。これは便利。下記サイトを参照した。これで一気に実用的レベルになった。

ただし、縮尺をあまり大きく出来ない。先の画像が精いっぱいで、登山で使うならもう少し大きくしたい。なので必要な所だけカシミールで地図データを作るとベター。なんだけど、上の方が見切れている。なかなか上手く作れない。
何故今COLORADO300なのか
GARMINのCOLORADO300は、2008年頃に販売されたハンディGPS。なのでもう18年ほど前の製品になる。なんでまたそんな骨董品を手に入れたのかというと、ふとハンディGPSが欲しくなったから。
元々はGARMINのハイエンドモデルであるGPSMAP60CSxが欲しかった。
確か10万円前後の値段だったと思う。登山用に欲しかったけど、とても買える金額じゃなかった。それが今だと15,000円前後で売っている。それ位の金額なら欲しいな、と思ったんだけど、GPSMAP60CSxも同じく2008年前後の製品で、そんな古いGPSを今買った所で使い物になるのか?今ならスマホで代用できるし、登山用にタフネススマホも入手したし、それで充分事足りているし。
なので、いくらGARMINの製品とはいえそんな古いGPSに金を掛けるのはムダだろう、と思っていたところ、COLORADO300の美品が4千円で売っていた。その金額なら試してみても良いんじゃないか。動作未確認品だから安かったんだけど、ちゃんと動いた。
実際に触ってみた感想としては「使えなくはない」という印象。ただしCOLORADO300は使い勝手も性能も中途半端ではある。ロックンローラーという名のジョグダイヤルは直感的で使いやすいものの片手で操作するには少々やり難く、また雪山で厚手のグローブをしていると操作出来ない。また、バッテリーの持続時間が10時間程度というのも心許ない。低温の雪山でスペック通りの時間持つのかどうかも分からないし、僕の最長の山行だと12時間を超えるのでそれでは夏山でも一行程持たない。これがGPSMAP60CSxだと18時間程度持つし、操作が独立したボタン式なのでグローブをしていても操作しやすそうだし、山で使うならGPSMAPの方が有利だ。ただ、15,000円かけて20年近く前の製品を買うのか?はたまたもっと金を掛けてより新しい物を買うのか?と考えた時にスマホで代用できる物にそれなりの金を掛けるのは躊躇いはある。
実用的な全国地図が入れられたので、自転車やバイクで使うには良いかもしれない。ログを取るのも簡単だし、PCとの連携も良い。ただ、小さい割に結構重たいのと、かなり動作がもっさりしている。それなら手持ちのTORQUE-G03の予備バッテリーを買った方が実用的なんじゃないか?とも思わなくもない。勝手にログが取れるし、一応地図も見れるのでとりあえず登山の時に持っていけば面白そうではあるし、登山中にスマホの負荷を減らせるのは良い。荷物が増えるけど。
今はスマホに取って変わられてしまって中古品が安くなったんだろう。海外の記事だけど、GARMINのハンディGPSの比較記事が有る。
GPSMAP60CSx、OREGON300、COLORADO300の3機種の比較。2009年の記事だけど、この頃のハンディGPSはGARMIN1強で、だから似た様なハンディ機が3機種も販売されていた(3機種共廉価とか上位モデルとかいう位置づけではない)。2008年~2009年はiPhone3Gが発売された時期だから、とてもスマホで代用出来る様なものではなかった。
スマホの性能がどんどん向上してきて、もうハンディGPSは要らないんじゃないかとも思える昨今ではあるけれど、それでもOREGONとGPSMAPの後継に相当する製品は今でも売っている。COLORADOは1代限りで消滅してしまったけど、そうやって試行錯誤しながら性能・機能を向上させていく過渡期にあったんだろう。
ちなみに、COLORADO300で遊べる様に新たにニッケル水素電池を買ったんだけど、この記事を参考にFUJITSUの製品を購入した。コスパが良いとされているからだ。
ただ、購入した後にやっぱりエネループPROにしておけば良かったと後悔した。というのも、エネループは一応使用環境が-20℃まで耐えられるけど、FUJITSUは推奨が-5℃までだからだ。-20℃でも大丈夫なら雪山でもカラビナでぶら下げておけば良いけど、耐えられないのならザックやポケットに収納しておかなければならず手間になる。
とはいえ、今シーズンは一度も雪山登山に行っておらず、雪山どころか普通の登山にも行っておらず、そもそもGPSも充電池も要らないんじゃないのか?