シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

代償

快晴の週末。僕は先日のツーリングで壊した箇所を修理して、洗車した。事有る毎に整備してきた僕のバイクは、今とても調子が良くて、洗車場からの帰り道だけでもとても気持ちが良い。だけど、DRは売らなければいけない。人気が無いから中古車も二束三文で買えるかと思っていたトライアルバイクは、意外にに高かった。いやはやニッチな世界だったのね。
今までトライアルには大して興味が無かったから、いざ調べてみると驚きの発見がいっぱいあって面白い。選手権には排気量のクラス分けがない事とか、純国産車は販売されていない事とか、相当にスパルタンだとか。ツーリングするには、R1とかドゥカティよりも遥かにスパルタンだ(笑) スーパースポーツでさえ快適性が要求される世の中で、それだけ「走る事」しか考えられていない潔さ。そりゃニッチな訳だ。
初心者とはいえ、新しいマシンの方が良いというのは分かるのだけれど、現実的に考えると僕にはホンダの20年前の125しか選びようが無い。それでもDRを売らなければ代金が出てこない。新たなるステップを踏み出す為には、それなりの代償も必要なのです。