新たに入手したザック。ブラックダイヤモンドのロックブリッツ15。
本来の用途はクライミング用なので、めちゃくちゃシンプル。そしてめちゃくちゃ軽い。軽いけどクライミング用だけあって生地はかなりしっかりしていて丈夫。外観は素っ気なくてポケットもループも何も無い。
バックパネル側。ショルダーストラップは薄手ながら3次元的な形状になっていて背負いやすい。チェストハーネスとヒップベルトはめちゃくちゃ簡素で只の紐。
右側面にファスナーが有る。内部にアクセスする為の物ではなく、バックパネル側に独立した物入れになってる。
メインコンパートメントは1気室。内部にも1つファスナー付ポケットが有るけど全体的に簡素な構成。口紐を引っ張るだけで開閉できる。一応不用意に開かない様にロック用のベルトが有る。
簡素なチェストハーネスとヒップベルトは、ただくくり付けられているだけなので取り外す事が出来る。極めてシンプルかつ機能的。
登山用にしてもバイク用にしてももう既にザックが複数有る。
ameblo.jp登山でメインに使っているザック。ミレーの35L。
singlesmile.hatenadiary.jpトレラン用のグリベルの12L。カタログ値は12Lだけど実際は5L程度。トレランは当然として、自転車やバイクなどでも使いやすいけど容量が小さ過ぎる。
singlesmile.hatenadiary.jpミレーの容量は要らないけどグリベルでは小さ過ぎる、というシチュエーションでモンベルの22L。ハイキングレベルや少し荷物を持ちたいツーリングなど、非常に使い勝手が良い容量。しっかりとしたヒップベルトがあって重い荷物も背負いやすい。
singlesmile.hatenadiary.jpモンベルの22Lの代替としてCAMPの20L。実情は15L程度の印象。使い勝手が良いサイズだけど生地は薄め。その分軽量。沢登りなどで使っているけどあまり出番は無い。
その他にテン泊用の80Lザックとか、フレームザックとか、こんなにバックパックが有ってどうすんだよ?っていう状況なのに、まだ買い足すのか。
本当に全く買うつもりは無かったのに、たまたまリサイクルショップで程度極上品が安値で出ていた。ロックブリッツ15は普通に買うと9千円位する物だけど、3,500円くらいで売っていた。一見すると素っ気なくてペラペラなザックなので、日常使いのデイバッグが欲しい人から見るとイマイチなのかもしれない。が、ブラックダイヤモンドだけあって物は良い。ほぼ未使用品状態だし、この値段ならアリじゃないのか。
実際に使ってみるとこれはとても良いザックだ。めちゃくちゃシンプルなんだけどめちゃくちゃ軽く、しかも丈夫。15Lというサイズも絶妙な大きさで、ツーリングからハイキングレベルではかなり使いやすい。構造が簡素だから気軽に水洗い出来るので、汗だくになったり沢登りでずぶ濡れになったりしても後始末が楽だ。フレームザックではないしバックパネルやショルダーストラップも簡素なので15L満載にするとしんどいかもしれないけど、荷物がそれ程多くないシチュエーションではとても有効だと思う。