シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

練習

中古の音楽CDの中に、村下孝蔵のアルバムを見つけた。亡くなってから編集された村下孝蔵の集大成とも言える3枚組みのベストアルバムで、定価は5千円。それが750円。中古とはいえあまりにも不当と思える安値だけれど、買う側にしてみればこの上ないチャンス。
遊佐未森とか村下孝蔵とか、こときちはマイナーなアーティストしか聴かないのか?しかも中古ばかりだし。と思われそうだけどそんなことは無くて、ただ、ポップスとかフォークとかそういう分類よりは「歌謡曲」という表現が良く似合う村下孝蔵の曲も昔から好きだっただけで、でも僕は生憎昔ダビングしたカセットテープしか持っていなくて、村下孝蔵も亡くなってしまったし、カセットテープでは音質も劣化していく一方だし、デジタル物が欲しいと思いつつもなかなか売っているのを見かけず、ネットで探しても妙に高価だったりして購入する機会を逸していた。だから今回買ったアルバムはとても有難い物だった。
普通ならここで「良かったね。めでたしめでたし。」で終わりなんだけど、このアルバムの3枚目には弾き語りが収められている。アコースティックギターと歌声のみというのはとても地味だけど、様々なアレンジやエフェクトが掛けられたオリジナル曲よりもとてもシンプルで、弾き語りがこれ程まで素晴らしいものだとは気付かなかった。
と言う訳で、直太郎の次は村下孝蔵に決定。詰まり詰まりでジャカジャカやる曲は村下孝蔵とは程遠く、誰も誰の何という曲なのか分からないけど。