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三菱ミニキャブトラック(U62T 1999年式) ホイール交換

 

 

 

そろそろスタッドレスから夏タイヤに交換する時期になったので、ついでにホイールを替える。

 

 

 

軽トラの標準は極々普通の鉄ホイールなのでアルミホイールに交換したい。画像はスタッドレスタイヤとホイールだけど、元々履いていた夏タイヤのホイールも似た様な鉄ホイール。

 

ヤフオクで三菱ekワゴン用の純正アルミホイールを購入した。三菱の純正ホイールなのと13インチである事などから需要が少ない様で、競り合う事も無くかなり安価に入手出来た。

 

ブレーキダストで結構汚れている。表面がポリッシュ仕上げではなく梨子地っぽくてザラついているので汚れが付きやすくて落としにくい。

 

でもENKEI製なのです。サイズは13インチ、幅が4.0J。

純正ホイールなのにとても軽い。タイヤが違うので比較にはならないけど、履いていたスタッドレス(145R12LT)と鉄ホイールが10.4kgなのに対し、エンケイのアルミホイール夏タイヤ(155/65R13)は8.8kgと1.6kg軽い。持った感じで体感出来る。

 

頑張って洗う。1本30分くらい掛かった。スタッドレスを履く地域だと年に2回は脱着するから洗うタイミングも有るんだけど、スタッドレスを使わない地域だとタイヤ交換くらいしか外すタイミングがないから洗わないよね。

 

サイズも取付もピッタリで良い感じ。純正ホイールながら軽量タイプっぽいスポーティな形状で、でも大げさなデザインではないのが良い。当初はホイールだけ使ってタイヤは替えるつもりだったんだけど、付いてたタイヤがまだ充分使えそうなのでそのまま使う事にした。

(注意)
軽トラは貨物車両になるので、ホイールもタイヤも貨物用(耐荷重を満たした物)でなければ車検が通らない。プライベートユースで空荷でしか走らなくても、車検を通せる様に純正に相当するタイヤとホイールは持っておかないといけない。

 

 

ホイール流用の注意点

PCD(ホイール取付穴の寸法)は国産車の場合は100が大半だし、穴数(4穴や5穴)は見れば分かるので難しくない。その他の注意点。

 

1)ハブ径

異なるメーカーの「純正ホイール」を流用する場合は注意が必要。ハブ径が違う場合があるから。合わないと取付けることすら出来ない。

ホイール取付面のセンターには丸い出っ張り部分(赤矢印部)が有る。ホイール側にはこの出っ張りが収まる穴が有る。ハブ径というのは、このホイールのセンターに空いている穴径の事。

純正ホイールの場合は、この出っ張りとホイール側の凹みがピッタリ合う寸法になっている。そのおかげでホイールを取付けた際にちゃんと真ん中に固定される様になっている。ただ、このハブ径はメーカーによって寸法がマチマチになっている。三菱のハブ径はφ56、ダイハツとスズキはφ54になっている。三菱のホイールをダイハツで使う事は出来るけど、ダイハツのホイールを三菱の車で使おうとしてもホイールの穴に車体側の出っ張りが入らないから取付ける事が出来ない。

当初はダイハツ・ミラジーノの純正オプションに有ったミニライトのアルミホイールを流用するつもりだったけど、三菱の車にダイハツの純正ホイールは使えないので断念した。同じくスズキのホイールも使えない。純正ホイールは結構安価に沢山出回っているので残念。

ちなみに社外ホイールの場合はハブ径が大きめになっていて車メーカー問わず取付出来る。ハブ径が大きいのでガタガタになる為、本来はハブリングというスペーサーで調整する。

 

2)インセット

ミニキャブトラックの純正ホイールは、

3.5J×12+38

リム幅が3.5インチ、ホイール径は12インチ、インセットが+38mm。ミニキャブトラックの場合は、リヤはともかくフロントは余裕が無いので、幅広のホイールやあまりにもインセット値が変わるホイールを付けると車体と干渉しかねない。純正からかけ離れたサイズのホイールはかなり慎重に検討する必要が有る。

 

3)タイヤサイズ

純正の標準タイヤサイズは145/80R12。乗り心地と高速巡行性を向上させる為に狙ったサイズは155/65R14だったけど、14インチでリム幅が4~5前後、ハブ径がφ56以上の好みのホイールがなかなか無い。

今回入手したホイールは13インチだけど155/70R13にすれば155/65R14に近くなるので、ホイールだけ使ってタイヤを交換する予定だった。ホイールについてきたタイヤは155/65R13だけど、きしくも標準サイズとほぼ同じなのでとりあえずこのまま摩耗するまで使う事にする。

ちなみにタイヤ外径は

145/80R12 外径φ536mm(標準)

155/65R13 外径φ531mm(現状)

155/70R13 外径φ547mm(次回)

155/65R14 外径φ557mm(狙い目)

フロントはホイールハウスに余裕が無いのであまり大きくし過ぎると干渉する。ネット上では165/65R14を履かせているユーザーも居る様だけど、本当にギリギリのカツカツなのでもう少し控えめにしておいた方が無難かと思う。また、15インチで低扁平を履かせる事も出来るけど、扁平タイヤは価格が高くなるのと乗り心地が悪くなる事、軽トラに低扁平はあまり似合わないという個人的な嗜好から15インチは除外している。

 

その他にもホイールがぶ厚過ぎて取付出来ない(ホイールナットが締められない)というそんな事有るんかい!?というケースも有ったけど、これはかなりレアなケースで国産車国産車向けのホイールを扱う分には関係しないと思う。

 

 

感想

交換後に走った感じでは、

・ショックの質が丸くなった

・加速が滑らかになった

乗り心地が悪いのは変わらないけど、今まで路面からの突き上げが尖った感じだったのが、交換後は少し丸くなった感じ。ホイールの影響というよりはタイヤの影響の方が大きそう。感覚的なもので劇的な変化では無いけど良い方向ではある。

加速が滑らかというのも、加速が鋭くなったという感じでは無く滑らかになった感じ。タイヤ径が5mm変わっているけど、タイヤ径の違いというよりはタイヤの転がり抵抗とか特性の影響の様な気がする。

1輪当り1.6kgも軽くなれば何らかの変化を感じられそうな気がするけど、ホイールの違いによる変化はイマイチ良く分からない。ホイールの影響よりはタイヤの影響の方が変化が大きいかも。いずれにせよ良い方向にはなっている。これで155/70R13のタイヤにすればもう少し快適になるかもしれない。

 

以前より少しだけ快適になって運転がますます楽しい。これでもう少しマシなサスペンションに交換出来たら言う事が無いんだけど。

 

 

今回の出費

ホイール(中古) 12,000円

送料 忘れた

 

 

 

ミニキャブトラックに関する過去記事

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