シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

自問自答

GW真っ只中の5/2。この2日だけ、僕は仕事が休みになった。僕は休みだけど、子供は学校と保育園があるから何処かへ出掛ける訳にもいかず、僕は奥さんと一緒に職安に行った。奥さんがパートの求人を見たいと言うからだ。GWというのに職安の駐車場は一杯で、いつにも増して人が多い。訪れるのは比較的若い人が多く、仕事には就いているけれど転職を希望している、そんな感じの人が多いのかもしれない。
幸い、僕は今の会社に辞めたくなるほどの不満は無い。ストレスが無い訳ではないけれど、それは仕事の内容であるとか、人間関係であるとか、そういう事ではなくて、直したくても直せない(僕の仕事は工場設備の保守で、修理や整備が主な仕事。)、それは予算の都合であったり、設備を止めるだけの時間的余裕が無いとか、人手が足りないとか、そういう事に起因するジレンマであって、逆に言えば今の会社の現状では仕事にあぶれる様な事は絶対にないとも言えるのだけれど。
中途で入社して9年目。僕は今年で35になる。職場には僕より下に誰も居ないから僕はずっと下っ端で、いつまでも若いつもりで居たのだけれど、ふと気がつけばいつの間にか中堅どころにになっていた。優秀な部下によるプレッシャーも無く、有能な上司に引っ張られるでもなく、それはそれで過ごしやすいのだけれど、そんな中途半端な生ぬるい状態だから、いつまで経っても半人前気分が抜けていないのかもしれない。工場という閉ざされた環境下だから比較対象となる者も無く、僕は「出来る」のだろうか。「出来ない」のだろうか。努力しているのだろうか。ナマけてるのだろうか。他の会社では通用するのだろうか。今の会社だから頼りにされてるだけなんだろうか。暇つぶしに眺めていた求人情報を読みながら、考えていた。
考えた所でその答えなんか分からないのだけれど、その答えは結局無意味である事に気がついた。他人と比較する事に大した意味は無いから。出来るか、出来ないか。努力してるか、していないか。それは自分自身が一番良く分かっているはずだから。
明日から、また頑張ろうと思う。