シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

HUAWEI Band2

 

 

 

HUAWEIのスマートウォッチを買いました。

 

個人のスマホには電話もメールもLINEも来なくて、このままでは独居老人の様に寂しく死んでいくんだろうな、って事は放っといて(>_<)。通知が来ないスマートウォッチなんか只のデジタル時計だろ。そんなもん要らんわ。単に腕時計型の心拍計が欲しかっただけだわ(>_<)。ジョギングとか登山とか、最近始めたトレランとか、そういう時の負荷状況とか運動強度とかの参考にしたいんだわ。

 それで前々から欲しいなと思っていたんだけど、この手の製品は総じて精度が悪い。エプソンなら信頼性高いかと思いきや、評価はかなり悪い。しかもデザインもこの上なく野暮ったい。心拍計ならポラールかな、とも思ったんだけど価格と精度、使い勝手等を考えるとイマイチ乗り気になれなかった。なので、当分買うつもりは無かったんだけど、ふとネットでHUAWEIのスマートウォッチを見掛けて評価を見てみると結構精度高そうな事書いてある。値段も手頃だし野暮ったくも無い。

 

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HUAWEIのBand2。5000円位。Band2ProだとGPS機能が付加されてコレだけでログが取れるんだけど、ユーザーの評価を見るとGPSの感度はイマイチっぽいのとログはスマホで取るのでGPS無しモデルにした。

貧相な腕なのでゴツく見えるけど、そうでもない。この手の製品のネックはバッテリーの持ちなんだけど、HUAWEI Band2は驚きの21日間。と言いつつそれは「何もしなければ」の話で、GPS心拍計とか使ったりするとかなり減るらしい。それでも一日ログを取る程度なら充分持つ。

 

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 裏側に心拍センサと充電用端子が有る。心拍を測定するとセンサから緑色の光が出る。試しに計測した感じではちゃんと測ってるけど、実際に走ったり歩いたりしても正確に測定するのかどうかはまだ分からない。

 

実際に山に持って行って試してみたかったんだけど、休みが無くて行けてない。バッテリーの持ちが悪いから、登山にコレだけっていうのはリスクが有る。今の時期だとどれ位低温になっても使えるのかも分からない。使い方も良く分からない(*´Д`)

使ってみてそのうち追記するかも。

 

 

追記

ジョギングする時に使ってみた。

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アプリを起動すると記録したログデータが見れる。GPS無しなのに距離精度がかなり高い。

 

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HuaweiHealthを起動すると心拍のログが見れる。んだけど、グラフの横軸の最大が「日」なので、詳細が見れない。せめて時間単位まで拡大出来れば良いのに。

 

使い方が良く分かってないんだけど、割と正確に測っている様な感じはする。腕に着けていればリアルタイムでの計測値も見れるので、コスパとしては最良な印象。

 


 

やさしさコンボ

 

 

 

うちの奥さんはとある施設の受付の様な仕事をしているんだけど、時々目に余るアウトなお客さんの話を聞く。状況は様々なんだけど、そのほとんどが「年配者」だった。最近良く耳にする「キレる年寄り」だ。

それでも僕が奥さんから伝え聞くのは特に酷かった極一部の人達だろうから、全体に占める割合としてはそれ程高くないだろう、せいぜい2割位じゃないか、と思っていたら逆だった。つまり「年配者の8割方はタチが悪い」という事らしい。うちの奥さんは以前も他の施設で受付みたいな仕事をしていていろんなお客を見ているだろうから、著しく偏った判断という訳でもなさそうだし、それを聞いて僕は「え?マジか?アウトが2割じゃないの?」って2、3回聞き直した。そこまで酷いとは思わなかった。ちなみにアウトなのは男性ばかりじゃなく、性別はあんまり関係ないらしい。若者DQNも稀に居るらしいけど、圧倒的に年配者。

 うちの娘は今飲食店でバイトをしている。お酒も提供する様なお店だから最初は客層を心配したんだけど、割と落ち着いたお客さんが多いらしい。それでも昨日は愚痴をこぼしていた。「お店のルールを守らない」「おじさんは何であんなに高圧的なんだろう」って。割合は多少違うかもしれないけど、ここでも同じなんだ。

 そんな話を聞く度に、僕はそうなってはいけないと改めて思い直す。コンビニの店員、ファミレスの店員、スーパーのレジで手際が悪くてもしかめっ面はしないし、社員食堂のおばちゃん、掃除のおばちゃんにも丁寧に対応する。下請け業者にも丁寧に対応するし、仕事がやりやすい様に段取りや準備をする。もちろん家族にも高圧的な言動はしない。

そうやって、僕はどんどん優しくなっていく。あと3年ほどしたら僕は悟りを開いて仏になっているかもしれない。生き仏。お布施とか沢山貰えるかもしれない。

 

煩悩にまみれた僕が仏になれるとは到底思えないけど、でも人に優しくするというか、丁寧に対応するという事には大きなメリットが有る。それは道徳的な意味合いではなく。世の中の年配者の8割がアウトなんだ。つまり、周囲の人や店員さんに普通に対応するだけで世の中の「良い人の上位2割」に入れるって事だ。当たり前の事をしているだけで。更にちょっとだけ丁寧にするとか、労いの言葉を掛けるとかすると、もう完璧に良い人。良い人の上位1割に入れる。そしてその対応によって周囲の人や店員さんは「あぁ、この仕事をやってて良かった。」「世の中捨てたもんじゃない。」って更なるモチベーションにつながるかもしれない。もしかしたら、その人の人生を変えるキッカケになるかもしれないし、Twitterで「なに?この神対応!」って拡散されてバズっちゃうかもしれない。

ほんのちょっとした気遣い、それは当たり前とも思える様な些細な優しさかもしれないけれど、そうする事で相手もまた優しくなれるかもしれない。見ている人も優しい気持ちになるかもしれない。もちろん世の中いろんな人が居るんだから、「クソがっ!」って思う人だって居るだろうけど、それでもそうやってささやかな優しさが連鎖したら良いのに。優しさのコンボ。

 

年末年始のサービス業なんてただでさえ過酷なんだからさ、せめて優しさが連鎖してくれたら良いのに。 そういう僕も年末年始仕事なので、労いの言葉は掛けて貰っても全然かまいませんよ。いや、頑張ったよ。僕も頑張ったし、みんな頑張った。だから労いwelcome。

 

 

終電の神様 阿川大樹

 

終電の神様 (実業之日本社文庫)

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 父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマン・ミステリー。

★★★☆☆

 

 

レビュー

書店の文庫コーナーで見掛けて、面白そうだったので読んでみた。

電車が少しだけ関係する短編。冒頭は「結末ありき」な展開だったので少々物足りなさを感じたけれど、後半は結構上手く人情織り込んでくるなぁと思った。意図してかせずか、ジェンダー的な要素がかなり色濃い。

短編で読みやすいものの手放しで勧められるほどのインパクトは感じられなかったので評価は普通。