- 作者: 水市恵,吉浦康裕
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/08
- メディア: Kindle版
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★★★☆☆
レビュー
久しぶりの小説。小説というよりノベルと言う方が適切かも。たまたまネットで見掛けた「イヴの時間」というアニメーションのノベライズ。サイトからアニメーションの1話は見れるんだけど、見れば続きが気になる。アニメーションの続きを探しても良いんだけど、小説化されていたから読んでみた。
とても読みやすい。設定も面白い。技術が進歩し、外見も人工知能も人間と遜色ないレベルに達した時、アンドロイドが密かに感情や個性を持っていたら・・・という様な内容。それはとても面白いんだけど、ノベライズだからなのなどれも中途半端な印象。サミィとはどうなったのか? 「イヴの時間」とは何だったのか?試験的な研究機関なのか、それとも極度のドリ系が作ったアンダーグラウンドなのか。
リアルな内容だけにもっと詳細まで書き込んでくれたならもっと面白かったと思うし、それは小説だからこそ出来る事だと思うんだけど、ノベルとしてはコレ位で丁度良いのか。それなら小説じゃなくアニメーションで観た方が面白いと思う。
それでも、アンドロイドとの会話から「大人とは何か?」「思いやりとは何か?」という事を考えさせられたりして良かった。
アンドロイド系な近未来リアルSFで面白かったので参考まで。
そばかすのフィギュア
プリズムの瞳
カフェ・コッペリア
ちなみに、市の図書館で検索したら蔵書で有ったから借りて読んだ。ラノベが置いてあるというのも凄いんだけど、おじさんがラノベを借りるのもちょっと抵抗が有るよ(´_`。)
過去のレビューはこちらにも有ります
http://ameblo.jp/single779/themeentrylist-10013755929.html