シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

容姿

小説を買った。「暗い所で待ち合わせ」という小説。映画の解説を見て面白そうなストーリーだったから映画を見たかったのだけれど、見に行く暇も無いし、書店で文庫本が売っていたのでとりあえず買って読んでみた。面白かった。
ハンディキャップを持った人を題材にするドラマや映画はよくあるのだけれど、みんな綺麗だ。小説の中では、盲目の女性が「綺麗」とか「可愛い」などとは表現されていなかったけれど。まぁ、綺麗じゃなきゃドラマにも映画にもならないんだろうけど。
不細工だったなら、あんな展開にはならなかったんだろうか。いや、容姿について特別書かれていなかったって事は、共同生活の中で内面的なものに共感したり惹かれたりしたんだよね。そう思いたいよね。
映画も良いけど、そんな事をつらつらと考えられる小説も悪くないと思う。