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目指すのはジャンガリアンな生き様

手紙

先日、奥さんが「天国からの手紙」という番組を見ていた。スピリチュアル・カウンセラーの江原氏が、亡き人のメッセージを残された家族に伝える、という内容のもの。それが真実なのか、それとも捏造されたものなのかは分からない。分からないけれど、残された家族が救われるならそれで良いと思う。でも、僕自身はそれで救われることは無い。
以前ブログでも書いたけど、会社でとても世話になった人が無くなって9ヶ月ほど経つ。故人が話題にのぼることも少なくなった。だけど、僕はあの時の後悔を忘れない。後悔してもしきれないあの時の思いを思い出しては悔やんでる。今更亡くなった人に思いを伝えることなど不可能だ。そして亡くなった人の思いを知る事も不可能だ。もし「これが天国からの手紙です。」と、渡されたとしても、それは僕自身が楽になりたいが為の物でしかない。人が死ぬという事は、そういう取り返しのつかない事なんだ。だからこそ今、この瞬間が大事なんだ。亡くなってから毎日祈るよりも、生きている相手に面と向かって伝える一言の方がどれだけ大切だろう。
後悔しない為に、言うべき事は言える内に全て伝えておかなければいけない。改めてそう思ったのは、実は昨日死にかけたからなんだけど。人はいつ死ぬか分かりません。だから、僕宛のラヴレターとか、ファンレターとか、応援メッセージなどは、今すぐドシドシ送った方が良いと思います。