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シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 三方崩山 積雪期

山行記録








コースタイムや状況、使用道具類等の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠ける物です。参考にされる場合は充分注意して下さい。




2016年2月27日(土)晴れのち雪
三方崩山に登る(途中敗退) 






06:30 道の駅 飛騨白山 無風 -2℃
07:10 登山口 無風 -7℃
09:00 尾根出合い 無風 -1℃
11:00 撤退
11:40 尾根出合い 微風 -3℃
12:45 登山口 無風 -3℃
13:10 道の駅 飛騨白山 微風








駐車場発〜駐車場着 7.6km 6時間40分(休憩含む)
駐車場:標高633m 最高点:標高1621m 標高差:988m 累積標高:m
道中の飲料水 1.0L(お茶0.5L コーヒー0.5L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー マイクロフリース(未着用) 防水防風パーカ(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン
靴 冬対応登山靴 ゲイター
他 ストック アイゼン ピッケル スノーシュー ヘルメット





今シーズンは雪が少なくて近場の低山で思いきり雪山歩きは出来そうにない。それでは高山に行こうかと思ってみたものの、僕のポンコツマーチでは冬の林道が走破出来そうにない。もうこの冬の雪山は諦めるか、って思ってた時に、ふと思い出したよ。そういやアクセスが抜群に良い雪山が有ったよ。三方崩山は国道沿いの道の駅を起点とするから、普通乗用車でOK。ただ、あの急峻な痩せ尾根を冬に歩けるのか?って思ったけど、冬でも歩いている人は居るみたいだ。


アクセス
岐阜方面からだと、国道156号を北上。国道158号との三叉路を左折して国道156号のまま。白川郷の看板を目指して走ると分かりやすい。国道沿いの飛騨白山の道の駅を起点にする。高速を使う場合は東海北陸自動車道の荘川ICで降りて、国道156号へ。






今回のルート
山旅ロガーでGPSのログを取り、カシミールで表示させています。
尾根に出るまでに体力と時間を使い果たして山頂まで行ってない。






今年は超絶暖冬だよな。もう残雪期レベルなんじゃね?って甘く見てたら前日に雪が降って国道カチコチ。天気が下り坂だから早めに行動したい。6:30スタート。






登山口に向かう林道は、道の駅の道路を挟んだ反対側すぐ。いきなり積雪。スノーシューを履いていると近所のウォーキング夫婦が「イマカラ? サンポウクズレ?」と尋ねてきたので、「yeah!サンポウクズレ!」と応えといた。さすが雪国の人は道路カチコチでもウォーキングかよって思うけど轢かれないか心配。標識の気温は-7℃表示。僕の温度計は輻射で正確じゃないかも。






林道はスノーハイク。朝は天気良い。林道には人の踏み跡らしき物が続いてる。






40分ほど歩いて林道終点。もう結構歩いたんじゃね?






登山口はトンネルの左手のコンクリート壁に有る。雪で埋もれて登るのが大変だった。






やっぱりトレースだよな。直近ではないけど歩いている人居るんだ。マーキングは皆無、夏ルートも見分けられないのでトレースを参考に直登していく。






だんだん斜面が急になって、最終的に崖で登れない。トレースもよく分からない。右に巻いていく。






むっちゃキツい。真っ直ぐ登れない。






こんな斜度だからね(-_-;) 安物スノーシューで登れる斜面じゃない。実はつぼ足でもあんまり埋まらない事に、下る時になってから気づいた。登りにくいスノーシューで余計な体力と時間を使ってる。






ふらふらになって、やっと尾根に出た。うわっ!三方崩山、高っ!






今は晴れてるけど天気下り坂だし、終盤は痩せ尾根だし、先を急ぐ。






尾根に出て気持ちの良いスノーハイク






の様に見えてめっちゃしんどい。斜面キツい&スノーシューでも膝まで埋まる。ラッセルって言うレベルではないけど、プチラッセルでサクサク歩けない。体力と時間を消耗していく。






それでも頑張って歩いてきたよ。随分登ってきた。でもこの調子では山頂は無理。






やっと樹林帯を抜けて、さぁこれからという所で天気崩れた。せめて1つ目のピークくらいは踏みたかったけど、このまま進んでも眺望は無理。






多分あっちの方に三方崩山が見えるんじゃないのかなぁ。






痩せ尾根をスノーシューで歩くのはリスキー。この先はつぼ足かな。尾根もさることながら、この先は急斜面も有るから雪が締まった状態じゃなきゃ歩けない。天気が荒れる前にとっとと下る。






尾根から支尾根に下る。赤ペンキのマーキングが見えるのでルート上みたいだけど、結構急。スノーシュー履いたままだと滑り落ちる。






登山口まで降りてきた。麓はそれほど荒れた天気ではなさそうだけど、山頂付近はダメそう。こんな天気で登れる山じゃない。






道の駅まで戻ってきた。週末なのに閑散としてる。





ルート
道の駅「飛騨白山」を基点とするので、アクセスは抜群に良い。冬でも歩いている人は居るみたいだけど、マーキングも無く滑落の危険性も有るのでスノーハイク気分で歩く山じゃない。中盤(今回の最高点)までで標高差900m超で、山頂へはまだ更に登る。尾根に出てからも延々と登り続ける為体力的にかなり厳しい。これは夏場でも同様だけど積雪状態だと尚のこと厳しい。夏場はお花畑が綺麗だけど、岩場が多いので注意が必要。天候がよければ眺望の素晴らしい尾根を歩ける。
参考
三方崩山(無雪期)





感想
序盤で体力と時間をかなり消耗した。天気も下り坂だったので早めに切り上げたけど、晴れていても山頂を踏めたかは微妙だった。もっと雪が締まった状態でなければ山頂まで行くのは無理だった。
ただ、天気が微妙なのも雪が降った事も承知の上で登っているので、途中で引き返す事は想定していた。前回の大日ヶ岳の時もそうだったけど、山頂まで行けるとは思ってなかった。大日ヶ岳はたまたま天気と雪質が良かったから登れただけで、登れればラッキー程度の考え。
必ず登れる山ではなくて、ギリギリのラインを狙ってる。山頂を踏む事が真の目的ではなくて、それよりもどうなるか分からないとか、散々な目に遭うとか、そういう不確定な要素を攻略したり自分の限界を感じる事の方が充実感が得られる。そんな山行を計画するのは無謀だと思われるかもしれないけど、例えば道具や技術、自分の体力、時間、天候やルートの状況など、それら要因に限界のラインを決めている。限界を超えそうな時は撤退する。登れるか登れないかギリギリで危なっかしい山行も、設定する限界値を下げておけば危険度は低くなると思う。登頂は微妙な確率でも下山は確実にするし、ソロで人気の無い山を好んで歩くから誰も頼りに出来ない分その辺は自分なりにシビアに考えてる。どうせならそういう山行をやりたいと思うけど、そんな修行じみた山行は独りじゃなきゃ出来ない。
山頂は踏めなかったけど、もう腹いっぱい歩いた。結果は地味だけど相当歩いた。ただ、地味でキツい所だけで終わってしまって一番美味しい所を歩けていないのが残念。登るなら残雪期かな。