シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

伊吹山 笹又(さざれ石公園)から伊吹山南東尾根の南の尾根

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

岐阜県も緊急事態宣言が出された。そんな中登山に出掛けるのもどうかと思うけれど、行先は地元の範疇である事、道中何処にも立ち寄らない、登山中も人に会わない、という点では問題無いと思われる。唯一問題になるのは遭難した際に救助隊や医療関係者に迷惑を掛けるという事なので、そこは細心の注意を払う。

 

2021年1月20日(水)晴れ
さざれ石公園付近を起点とし、伊吹山伊吹山南東尾根の南の尾根から登り山頂まで。南東尾根で下る。

 

07:15 林道脇

07:25 尾根取付

09:10 ドライブウェイ出合

09:40 ドライブウェイから尾根

11:30 山頂

12:30 尾根からドライブウェイ

13:20 さざれ石公園

13:30 林道脇

 

駐車場発〜駐車場着 9.4km 6時間15分(休憩含む)
駐車場標高:374m 最高点:1377m 標高差:1003m 累積標高登り:1164m
道中の飲料水 0.8L(お茶0.5L コーヒー0.3L)

着衣(上) 長袖シャツ シェルジャケット 中間着 マイクロフリース(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) シェルパンツ タイツ
靴 ASOLO SHERPA GV 冬用ゲイター スノーシュー アイゼン(未使用)
他 ヘルメット ストック ピッケル(未使用) ゴーグル(未使用) バラクラバ(未使用)

 

アクセス

国道417号線から県道32号、春日方面(西)へ。途中左折して県道257号、さざれ石公園方面へ。積雪期はさざれ石公園まで車では進めない。公園手前の貯水槽までは除雪されている。四駆でなくても行けるがスタッドレスタイヤは必要。

 

ルート

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さざれ石公園手前から県道寄りに戻り尾根に取り付き尾根沿いに登る。ドライブウェイを北上し南東尾根を登り山頂まで。下りは南東尾根で下る。

スタート付近のログが異常。春日川合という文字付近は山ではなく道路を歩いている。尾根取付付近からは正常。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

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毎度毎度のさざれ石公園。昨日冷えたので雪が少し増えている。今回は南東尾根ではなく、南東尾根の南の尾根を歩きたいので一旦下る。

 

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渡渉し尾根に取り付く。渡渉が一番の懸念だった。地形図とGoogleストリートビューで見る限り、容易く渡渉出来そうなポイントが無い。もう少し尾根の南に回り込めば登りやすそうだけど、コンクリートの護岸で沢に下れない。結局沢の合流地点付近が一番渡り易く登りやすそうだけど、滑って沢に足を突っ込む羽目に。幸い浅瀬で中までは濡れなかったので進む。

 

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予想よりは登りやすそうだけど、雪が少なくて滑りやすい。見た目よりも急なのでうっかり滑ると転げ落ちる。

 

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杉林の急登を進む。

 

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傾斜が緩くなって歩きやすくなった。マーキングが有る。どうも登山用のマーキングみたいだ。

 

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大トチは左らしい。大トチって何だろう?トチの木?

 

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スノーハイク。

 

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2時間程でドライブウェイに出た。

 

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ドライブウェイから北に見える南東尾根に取り付く。そこそこ歩く。

 

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ドライブウェイはヘアピンカーブでくねっているので斜面を直登してショートカットする。下は登ってきた尾根。

 

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ドライブウェイは平坦だから楽勝かと思いきや、雪がふかふかなので地味にしんどい。

 

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南東尾根取付。先週歩いた時のトレースはすっかり消えている。

 

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急登。延々と急登。

 

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下を見ると、ドライブウェイに僕が歩いて来たトレースが続いているのが見える。自分が歩いたトレースが見えるとちょっと感動的。

 

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樹氷の回廊を抜け

 

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登りきった。

 

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前回の諦めポイント。快晴だと天国だけど、悪天候だと地獄。

 

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尾根登りきった。晴れているけど山頂付近は風が強い。

 

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4時間15分で山頂。山頂は登山者がちらほら。

 

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御在所方面。快晴。

 

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白山方面。白い。

 

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風が冷たいのですぐに下る。山頂付近はフラットだから悪天候だとルート取りが難しそう。前回は引き返して正解だった。

 

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尾根への降下ポイント。鳥居も埋もれてるのでホワイトアウトだと分からない。

 

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尾根へ下る。山頂付近はトレースが残っていたので歩いている人はそこそこ居る様。

 

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樹氷と御嶽。尾根に下ると穏やか。

 

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下方に登ってきた尾根が見える。

 

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辛かった急登も下りは楽だなぁ。

 

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ドライブウェイを少し北上して尾根へ下る。ドライブウェイ地味にしんどい。

 

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ドライブウェイから尾根に下るポイント。斜面側の鉄製防護柵はまだ見えてる。

 

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尾根はこれ位の斜度。登りはしんどい。代わりに下りは超楽ちん。膝下まで埋まろうが楽に下れる。

 

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杉林の北端付近を下る。杉林が予想外に厄介で踏み抜き酷い。シェルパンツに穴が空いた・・・

 

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マーキングが沢山有る所で沢へ下る。

 

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沢まで下って渡渉。

 

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さざれ石公園駐車場手前付近に出る。

 

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沢の対岸にマーキングが見える。

 

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帰ってきた。車が1台増えてる。


 ルート

伊吹山 笹又から伊吹山南東尾根の南の尾根

正式名称は知らない。地形図を見て思い立って歩いてみたけど、マーキングが有ったのでバリエーションルートなんだろう。比較的傾斜の緩い尾根で歩きやすい反面、緩やかな地形は尾根の形状が把握しにくくて視界が悪いとルート取りが難しそう。マーキングもトレースもアテには出来ない。眺望も良くない地味な尾根だけど、とても静かに歩ける。序盤の渡渉と尾根の取り付きが一番の難関。もっと良いポイントが有るのかもしれないけど、見た感じでは他は急峻でとても歩けそうな感じでは無かった。

南東尾根

正式名称は知らない。バリエーションルート。延々と急登で尾根を詰めていく。ドライブウェイに出るまでも、ドライブウェイから山頂までも地味な林の急登を延々と登るので楽しいルートではないし体力的にもハード。歩いている人は少なくトレースもアテに出来ずマーキングも乏しい。踏まれていないので相応のスノーギヤも必要になる。基本尾根沿いなので、登りは迷い難い。下りは幾つか間違えやすいポイントが有る。ドライブウェイから麓までの尾根は、尾根の北寄りを意識して下る。間違えると違う方向へ行く。

 

感想

前回伊吹山に南東尾根で登った際のログを見ていると、南東尾根の南にもっと緩やかな尾根が有る事に気付いた。南の尾根を登り詰めるとドライブウェイに出るので、ドライブウェイを経由して南東尾根に登る事も出来るし、山頂に行かなくても南東尾根で下る事も出来る。丁度休日のタイミングで好天に恵まれたので一度試してみる事にした。結果的には地味な尾根だったけど、静かなスノーハイクが満喫出来たのは良かった。

 

 

参考

singlesmile.hatenadiary.jp

singlesmile.hatenadiary.jp