シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

最近ぼくは

 

 

 

ここの所山登りに行ってなくて、別に行けないほど多忙だった訳でもなく、ただ何となく乗り気じゃなかったというかモチベーションが上がらなかった。カチコチの氷雪の斜面をピッケル刺しながら登る様な緊張感は、もうしばらく味わえそうにない。普通ならこれからシーズン全盛、となるんだろうけど、じゃあ何処行くんだ?って考えた時に、心躍る行先が思い浮かばなかった。

それに加えて、動かないバイクを貰って修理に没頭してしまったりして、何となく週末をやり過ごしてしまった。合間にバイク動かしたり、一輪車の練習したり、子供と出かけたり、別にそれはそれで無駄ではないし、何も山に登る事だけがやらなければいけない事でもないし。

今日は一日快晴だった。職場から見える低山も、山容がくっきりと見えていた。何もギリギリの登山ばかりじゃなくても良いんだけど。たまにはゆっくり昼食をとってのんびり歩こうかな。そう言いながらまた道が無い様な山目指しそうな気もするけど。

 

 

 

苦労は買ってでも

 

 

 

奥さんはとある施設の受付みたいな仕事をしているんだけど、耳を疑う様な人々の話をよく聞く。その度に、世の中には変わった人が居るんだなって思ってたんだけど、先日は「券売機でチケットを買わずにわざわざカウンターに買いに来る客」という話を聞いた。決まって年配の人らしい。よくサービスエリアやショッピングモールのフードコートとかに有る様な券売機だけど、そこは大人〇〇円/子供〇〇円の2種類しかない。もう「大人」ボタンの一択しか無い、迷い様が無いのに、「分からん」と言ってくるらしい。普通に考えれば券売機で購入した方が遥かに早くて簡単で間違いが無いのにも関わらず。

これは一体どういう事なんだろう?って考えてしまった。僕が思う「普通」とか「常識」とか、そういう範疇じゃない。思うに、「考える事を放棄してしまった人たち」なんだと思った。まず自分で考えたりアクションを起こしたりする前に、とりあえず誰かにやってもらえば良いや的な。そしてそういう人達は往々にして声と態度がデカい。迷惑だからやらざるを得ない状況にしてしまう。そしてまた「誰かにやってもらえば何とかなる」という経験を1つ重ねていってしまうんだろう。決してそういう人達ばかりじゃない。だけど、声と態度が大きい人は目立つ。世の中がそういう人だらけみたいな印象になってしまう。ほんと、声と態度がデカければ何でも通るという風潮はやめて欲しい。

 先日も格安SIM(MVNO)に対する消費者の苦情が多くなっている、というニュースを見かけたけど、全く持って納得。券売機でチケットも買えない人(それに類ずる人たち)が、スマホの設定など自分で出来る訳が無い。だから誰か(店員)に作業を押し付けたいんだけど、格安スマホは実店舗が無いケースが多いから、押し付けられない。という様な事なんだろう。料金が安いのには理由が有る、それは過剰なサービスを省いているからで、つまるところ自分で面倒を引き受けるという事なんだ、というのは少し考えれば分かると思うんだけど、それは知った事じゃないらしい。考える事を放棄すると、理論的な思考は出来ないから。

世の中はどんどん便利になっていく。サービスも過剰になっていく。楽で便利なのに、わざわざ面倒で苦労する様な事は進んでしたくない。だから相当意識して行動しなければ自堕落になっていく。そして、無知で無力な大人が量産されていく。自分で考える事、自分で決断する事を放棄しちゃいけない。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という諺があったけど、今は「歳を取ったら苦労は買ってでもしろ」と言い換えた方が良いんじゃないかと本気で思う。自戒も込めて。

 

 

 

ソロ

 

 

 

貰ったけど動かないホンダのハンターカブを先日から修理していたんだけど、ん?ちょっと待てよ?整備して車検を通したSRXを奥にしまい込んで、動かないハンターカブを出しやすい手前に置いておくのもおかしな話だな。狭くて散らかっている上に子供の自転車やら何やらまで押し込んであるガレージでは整備出来ないので、作業の為に出しやすい位置に置いておかなければいけないんだけど、修理も頓挫してしまったのでガレージを片付けながらハンターカブとSRXを入れ替えておく。

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久しぶりに引っ張り出したSRX。いかにもバイクらしい綺麗なバイク。車検取ったのにいつから動かしてないんだっけ。天気も良いし暖かいし、ガソリンを入れ替える為にも少し乗ってみる。バッテリーを繋いで、ガソリンコックをONにして、チョークを引き、キックする。4、5回蹴ったら歯切れのいい排気音が聞こえた。

気持ちよく走るなら山の方だよな。山の方でも、好天の週末、桜の時期、という事もあって交通量は多め。バイクも多い。晴れた週末の真昼間では仕方が無いんだけど、少し息苦しい。

やっぱりハンターカブ直して山に入るかな。