シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

偽りと冒険と

雑誌に、今年もまた行われるラリーの広告があった。以前ブログでも書いた、あの銀行のカブも再び出るらしい。
前回出場したキワモノ達(スーパーカブやベスパなど)は、ことごとく失敗に終わった。競技である以上結果を残すという事は重要なことではあるのだけれど、日本にもそんなバカな事をやろうとする人が居るのが嬉しかった。しかも、今年またリベンジするという。お堅いイメージしかない銀行が、そこまで動くものなんだ。
みんなが遥か先を見ている時に、僕は相変わらず動けないまま。でも、僕には分かった事がある。モンゴルを走るラリーは確かに僕にとっては夢であり目標ではあるけれど、もっと今出来ることをやるべきだと。そして、冒険をしなきゃいけないってこと。6月にDR−BIGで出たエンデューロレースは、本当のところ確信的だった。以前出た時の経験から、どの程度走ることが出来て、どの程度の順位まで目指せるか、ある程度予想が付いていた。経験を積むこと、ノウハウを蓄積する事は大事なこと。だけど、それで逃げてるんじゃないかな。少なくともあのレースは僕にとっては冒険じゃなかったんだ。
他人を羨ましがることはない。現実に落胆することもない。だけど、自分を偽っちゃいけない。その為に、僕は冒険しなきゃいけない。