シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 調整

ハンバーガーやドーナツショップ、ショッピングモールのフードコート等、子供が居るとよく利用しますよね。で、いつも思うんだけど、そういう所で使われているテーブルってかなりの確率でグラグラします。グラグラする狭いテーブルで、顔を突き合わせながら、ぐらぐらゲームのごとくハラハラドキドキしながら食事して、グラっときてうっかりジュースでもこぼすものなら「何やってんの!まったく!」と烈火のごとく叱られたりして、もう落ち着いて食事どころじゃなくて、ファーストフードでファーストイート。
たまにはそんなスリリングな食事も良いですよね。とか、うっかりこぼしちゃっても「あははっ○○君って子供みたい♪」なんて年中無休で頭が春爛漫なカップルはそれで結構なのですが、いくらファーストフードとはいえもう少し落ち着いて食事がしたいという場合、もの凄く簡単に解決する方法が有ります。テーブルの脚の調整機能を使うのです。

ファーストフード等で使われるのはシンプルな4つ脚のテーブルが多いのですが、4つ脚だからどうしてもグラグラしてしまいます。いくらテーブルの脚の加工精度を上げたとしても、設置する床面が真っ平らだとは限りません。3つ脚だと3点で保持するので多少不安定な床面でもグラグラしにくいですが、そうすると座る所に脚が来たりして邪魔になります。だから一般的には4つ脚のテーブルが使われるのでしょうが、いくら質素なテーブルでも調整できる様になっています。で、どうするか言うと、まず右の親指と人差し指を出しましょう。次に4つのテーブルの脚のうち浮いている脚を覗きましょう。脚の先端には大抵は丸い接地部分が有るはずです。それを時計回りに回しましょう。時計回りに回すと接地部分が飛び出してくるはずですから、あとは床面に軽く当たる所まで回してやればOKです。
この間ほんの10秒ほど。これでハラハラドキドキぐらぐらゲームの様なスリリングな食事とはオサラバです。1つだけ難を言えば、食事前に不特定多数の人の足元に晒されているちょっぴりバッチイ物を触らなければいけないという事くらいですが、それでもコーヒーやジュースをぶちまけたりする事を思えば許せる範囲でしょう。
わざわざ説明しなくても知ってる人は沢山居ると思うのですが、世の中にこうもグラグラするテーブルが有るという事は知らない人も沢山居るんじゃないかと思います。グラグラするテーブルをあっという間に安定させたりすると彼女に尊敬されるかもしれませんよ。食事代を安くあげた上に尊敬までされちゃって言う事なしですね。週末にお出掛けした際、ぐらぐらテーブルに当たってしまった時は思い出してください。というか、お店側でちゃんと調整しといて欲しいですね。