先日INNOのシステムキャリアを使ってスマートのルーフにサイクルキャリアを付けたんだけど。
singlesmile.hatenadiary.jpなんとか取付したもののスマートＫのルーフはFRP製なので強度が低く、キャリアをしっかり固定する為にフットを締め込むと壊してしまいそう。かといってしっかり締めないとキャリアを落っことしそう。というジレンマ。
もう少し何とかならないものか、と考えて、リヤにキャリアを付けるてみる。
リヤバンパーに牽引フックを付ける為のネジ穴が有る。黒い丸のカバーが付いている2ヶ所。それを利用してベースを作る。
雄ネジさえ有れば何とでもなるだろうと思いきや、これがとんだ曲者。M16のピッチ3.175。なんじゃそりゃ？そんなネジは見た事が無いぞ、と思ったらどうもインチ規格みたいだ。しかも通常のインチ規格ではない特殊なサイズ。何で欧州車なのにインチネジなんだよ。最初間違えてM16P3.0の台形ネジかと思って購入してしまった。
ネジを買い直そうかと思ったんだけど、研削して修正して無理やり使う。まず支柱となるベース2本。右側はそのままキャリアを固定するから角材。左側はサイクルキャリアをオフセットさせたいので単なる支柱。
当初は面倒くさかったのでこのままサイクルキャリアを付けようとしたんだけど、かなりグラグラするので修正。横に1本支柱を追加する。左端にサイクルキャリアを固定する為の角材付けて。
THULEのサイクルキャリアを固定する。この時点ではかなりしっかり付けられた様に思えたんだけど。
実際に自転車を載せるとやっぱりグラグラする。ひねり方向（車の進行方向）に対して弱い。短距離なら良いかもしれないけど、加速／減速の度にストレスが掛かるから長距離はちょっとマズいかもしれない。
後でネットを見ていたら、市販で売っていた。バンパーボルトという製品。
www.panrope.com強度も有るし、ネジ部がフランジ加工してある。締め込むとフランジで荷重を受けるから、単なるネジに対して上下方向の荷重に強くなる。最初からこれ買えば良かった。
最近とんと自転車漕いでないのに何故こんなに一生懸命キャリア付けてるのかというと、ロードバイクを手に入れたからだ。スペシャライズドのロードバイクを譲って貰える事になった。しかしサイクルキャリアに載せる自転車はかなり高価な物だから、下手なキャリアを使って落っことしていたら目も当てられないし、後続車の事故を誘発したらそれこそシャレにならない。本格的に運ぶなら作り直すかも（もしくは落っこちない様にくくっておくか）。
ルーフに載せるよりはリヤに載せる方がずっと楽だけど、スマートはリヤの跳ね上げが酷いから雨天やウェット路面だと自転車をドロドロにしてしまいそう。高価な自転車だとやっぱり車内に積むのが一番かなという本末転倒な結果になりそうな気もしなくもないけど。
追記
市販品を使って作り直しました。
