- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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あらすじ
40代くらいの中年男性サラリーマンが主人公の短編集。
単行本なので、あらすじは有りません。
レビュー
書店で文庫を買おうか凄く悩んだんですが、図書館で探したら有ったので借りて読みました。
内容的には可も無く不可も無くといった感じ。既婚の中年サラリーマンと部下の女の子っていう設定は、以前読んだ「ありふれた魔法」と良く似ていますが、こちらの方はもっとライトな感じ。でも、笑えるかといえばそうでもなくて、いい歳して若い女の子に翻弄される様はやっぱり読んでいて痛々しいです。
結果的に、文庫本買わなくて良かったです。この手の話はどうしても痛々しくなっちゃうのかな。同世代で心情も共感できるだけにイタいです。もっとジェントルでスマートに、なおかつ高飛車にならないような生き方したいですね。
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 単行本
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あらすじ
1969年、村上龍が17だった頃のエッセイ?
レビュー
以前どっかの読者レビューで面白いと書かれていたので、図書館でついでに借りました。
69というタイトルとか、ピンク色のロゴとか、なんか凄くエロっぽくて、図書館の受付に差し出すのに勇気が要りますよ。でも、シックスナインではなくてシックスティナイン(1969年)ですよ。
僕よりもちょっと上の年代の話です。でも後書きで述べているように、17歳の頃なんて考えている事とかやっている事なんてさして変っていないような気もします。ただ、僕はケンの様に柔軟な発想とか行動力とか人脈とかそいうものは無くて、言ってみればアダマの方で、主人公には最後まで感情移入できなかった。なので、薄い本なのに読むのに苦労しました。
全然知らなかったけど、映画になってるみたいです。