シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

HONDA XR600R クラッチリフターアーム オイルシール交換

 

 

先日バイクの師匠Sさんと林道ツーリング行ったらオイル漏れした。クラッチリフターアーム(クラッチレリーズシャフト)からオイルが滲んでくる。こんな所油圧が掛かる訳でもないのに、そんなに漏れるもんかいな。

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クラッチワイヤーの先、クラッチを操作するシャフト部分からオイル漏れする。滴下するほど漏れてくるので、さすがに放ってはおけない。面倒くさいなぁ。しかし、どうやってシール交換するんだ?やっぱりカバー外さないといけないのか?ネットで調べたけど情報が出てこない。

 

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XR(オフ全般、ラリー系)に強いうなぎさんに聞いてみると、やっぱり左側のジェネレータカバー外さないと作業出来ないらしい。そろそろオイル交換時期ではあるけど、コスい僕は車体を傾けてオイルが漏れない様にして作業する。スプロケカバーとか、チェンジペダルとか邪魔になるから外さないといけない。

 

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お?オイル漏れないぞ。カバーガスケットは以前修理した時に作業しやすい様薄くグリスを塗布しておいたから綺麗に剥がれた(出来ればカバー側にガスケット付いて欲しかったけど)。切れずに綺麗に剥がれたから、ガスケットこのまま使おう(コスい)。

 

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クラッチリフターアームは、カバーのノックピン(筒状の位置決めピン)で抜けない様になっているみたいだ。カバーを外してノックピンを抜くと、簡単にアームが抜ける。

 

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抜けたクラッチリフターアーム。

 

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ワッシャとシールを外す。奥にニードルベアリングが有る。特に問題は無さそう。

 

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クラッチリフターアーム部分のシール。277円。

 

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分かってるとは思うけど、シールには向きが有るよ。溝が有る方が油圧が掛かる方。だから溝側を下にして組む。後は逆手順で戻す。

 

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しばらく走ってみたけど漏れてこない。外したカバーガスケットからも漏れてこない。良かった。

 

油温が上がってくるとガサツな回り方する。そろそろオイル交換しないと。あと、フロントブレーキが引き摺り気味なのでピストンシールを交換しないと。タイヤは劣化したお古だからスリッピーで交換が必要だし、何かと面倒くさい。

 

 

今回の出費

OIL SEAL 91255-KF0-003 277円

送料 864円

計 1,141円

 

 

練習 池田山ヒルクライム

 

 

代休で平日休みだけど家族は学校と仕事で居ない。先日山登りに行ったので、今回は自転車を漕ぐ事にする。時間が有るのでロングライドするか、ヒルクライムにするか悩んで、一度ロードバイクヒルクライムにチャンレンジしてみる事に。

目的地は池田山。自宅から近いのでアクセスがベラボーに良いんだけど、ベラボーにキツいルートだ。以前MTBで数回上った事が有るけど、僕の感覚としては伊吹山や乗鞍よりもキツい。伊吹山も乗鞍も観光バスが走る位の広くて比較的傾斜の緩い道が続くけど、池田山はそんな事は考慮されていない1.5車線分位の非常に傾斜がキツいつづら折れが延々と続き、標高差800mを一気に上る。減速比がマイナスになる様な超ローギヤ(ペダルは軽いけどスピードが出ない)のMTBで一杯一杯だったのに、一番軽いギヤでもMTBより遥かにハイギヤード(スピードは出るけどペダルが重い)なロードバイクで、あの坂道を上り切る自信が無い。もうそれ以上軽いギヤが無いんだから、それで漕げなければ立ち漕ぎするか、下りて歩くしかない。他のルートでもう少し練習しようかしら?と弱気になるものの、ダメなら諦めて下れば良いじゃないか、って事でとりあえずダメ元でレッツ池田山。

コースの概要は下記が詳しい

noboranaindesuka.work

 

 

今回のルート

https://strava.app.link/At1mRmSbPX

池田山は何とか完走。その後尾根伝いに西へ進み、分岐で北(右)に下って春日を経由して周回。

 

 

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池田山、止まらずに上れた。凄い。MTBであれだけ苦労したのに、まさか一回目ですんなり上れるとは思わなかった。これは僕が乗れる様になった訳じゃなく、単純にロードバイクが凄い。良いロードバイクはすげーな。

 

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池田山に上る事が目標だったので既に目標は達成したんだけど、しばらく休憩したら復活したので折角だから周回する。池田山山頂からは、ほぼ下り傾向なので楽。尾根沿いに西に進むとT字の分岐。左(南)に行くと関ヶ原方面。右(北)に行くと春日方面。春日方面に下り、いつもの練習コースに合流して帰る。

 

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分岐から春日方面に下ってきた。途中崩落の為通行止めになっていたけど、自転車なら通れるんじゃないか?という浅はかな考えて下ってきた。実際、自転車なら問題なく通れるし平日なのに工事車両も入っていなかったけど、崩落地がほとんど麓(集落手前)なので、万一通れなかったら再度ヒルクライムするハメになる。

さざれ石公園付近は道路が整備されて走りやすくなっている。

 

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さざれ石公園を過ぎて県道257号を下る。全般的に下り、舗装が綺麗、車がほとんど走ってない、というパラダイス・紫陽花ロード。

 

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県道32号に入り、下る。途中に湧き水の水場が有る。ヒルクライムでボトルの飲み物ほとんど消費してしまっていたので丁度良かった。遠方から車で汲みに来る人が居るので、週末だと待ちが有るかもしれない。

 

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麓のコンビニで休憩。アイスとポケチキとアイスカフェラテでくつろぎのひと時。自転車漕ぐと腹が減る。後はいつもの霞間ヶ谷を通って帰る。平安寺付近の紫陽花。良いルート。

 

 

池田山ヒルクライムの動画(フロント)。速度が出ないなら非常に地味な絵面。

youtu.be

池田山ヒルクライムの動画(リヤカメラ)。

youtu.be

 

 

感想

ハイギヤードなロードバイクでは、僕の脚力ではヒルクライムは無理だろうと思っていたら意外に上れた。そりゃ坂道だからキツいのは当たり前だけど、池田山のキツい斜度でも上れた。以前MTBで上った時に、自転車やってる兄に「しんどかった。一生懸命漕いでるのにロードバイクにブチ抜かれた。」と話したら、「ロードバイクは走りやすいからね」と言っていたけど、本当に走りやすい。それはメカニカルロスが少ないだけじゃなくて、ポジションも自転車を漕ぐのに最も適したポジションになっているからだ。少し腰が痛むけど上体を脱力して腰を丸めにすればどのポジションでも漕げるし、ダンシング(立ち漕ぎ)もしやすいくて疲れにくい。

動画を見ると見るも無残なローペースだけど、それでも7~8km/hは出てる。MTBの時は4~5km/hだったから、それに比べると走ってる感は有る。上りでも10km/h以上出てるとかなり走ってる感がするので、それ以上で走れると良い。

個人的には池田山が上れれば何処でも上れると思ってる。それくらいキツい池田山を上り切れたのは、自信に繋がる。正直な所、Stravaで見ると僕のタイムは中の下位でお世辞にも速くは無い。これが順当な僕の力量じゃないかと思うんだけど、タイムはともかく上り切れたのは良かった。

次は乗鞍でも行くか。

 

オマケ

登山でも自転車でも道中のエネルギー補給は重要。

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森永のラムネが流行ってるって娘が教えてくれた。ラムネの瓶をかたどったケースに入ってる駄菓子だけど、最近は袋入りが売ってる。成分がほとんどブドウ糖だからエネルギーに変換されやすい、つまり即パワーになるっていう。 コーラ味も出てたので買ってみたけど、美味かった。気温に左右されないし、軽量コンパクトで携帯にも便利だし、行動食にはもってこいかもしれない。

 

 

 

練習 揖斐川ライド

 

日曜日の早朝に自転車の練習。

金曜日に久しぶりにハードな登山をしたので筋肉痛気味で、土曜日が雨だったのは幸いだったかも。身体が回復した日曜日は時間が有るので少し長めに走ってみる。

https://strava.app.link/vmFpiDkYJX

Stravaというアプリでログを取ると、自分が走ったルートのログが取れるだけでなく、ユーザーが設定した区間のタイムが計測される。他のユーザーのタイムが見れるので、レースに出なくても自分の客観的な力量が分かるのは面白い(残酷ともいう)。

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自宅付近から、もうサイクリングロードと言っても良いんじゃないかと思う様な恵まれた道路環境。車通りが多い国道を避けて道の駅ふじはしまで行ける。往復で65km。

雑誌に「上体を前傾させ、骨盤も前傾させた状態で漕ぐとハムストリングが鍛えられる」って書いて有ったので極力下ハン握って前傾で漕いでみたけど、下ハン握ってても意外に漕ぎ続けられる。ハムストリングっていうのは太もも裏側の筋肉で、登山の膝痛の原因がハムストリングが弱い(大腿四頭筋が強過ぎる)のが原因っぽいんだけど、なかなか使わない筋肉なので普通の運動では鍛え難い。自転車と登山は結構相性良いかもしれない。小刻みなステップで登るのと、高いケイデンスで漕ぐのも似てるといえば似てる。趣味で楽しく自転車漕ぐ事が登山でも生かされるなら一石二鳥。山行けない時は自転車漕ごう。

平坦路ならもっと距離を稼げそうだけど、練習するにはこれ位アップダウンが有った方が良い様な気がする。もう少しペースを上げて、もう少し距離を伸ばせるともっと楽しくなりそう。

 あと、下りだと時速4~50km/hくらい出るんだけど、速度に対する恐怖は無くても風で涙が出て視界がぼやけて危ない。スポーツグラスはイケイケな感じがして周囲に威圧感を与えかねないからあまり掛けたくなかったけど、あれはあれで意味が有るんだなぁ。