シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

屈辱に甘んじる

自宅の庭に、よくネコが入り込むのです。自宅の庭先や車に、ウ○コやシ○コをするのです。僕の35年ローンの夢のマイホームに無断で入り込んだ上に、ウ○コまでしていくとは、不届千万なニャンコです。とっ捕まえて懲らしめてやりたいのです。そんな事を言うと「それは動物虐待です。ネコが可愛そうです。ラヴ&ピースでグリーンピースです。」と、言う人が絶対に居ると思うのですが、ウン千万の借金をして買った夢のマイホームにウン○をされ、ローンで買った新車にはシ○コされ、それでもなおラヴ&ピースで居られる人は幸せだと思うのです。僕はそこまでおめでたくないので、とっ捕まえて、謝れ。2度としません。ご免にゃさいと謝れ。謝らないとニャフン!と言わせてやるぞ!と言いたいのですが、なかなかとっ捕まらないのです。ニャロメ!
そこで、何か懲らしめる良い方法が無いか検索してみたのです。そうしたら、ここで紹介されていました。悪臭でネコを寄せ付けないというのも1つの手ですが、それだけでは効果薄というか、今までの責任を取ってもらって1度ニャフン!と言わせてやりたいのですから、この方法に決定。
早速会社帰りに薬屋をハシゴして、買ってきました。フジサワ製薬のソフィット。なぜか薬屋の奥の方の棚に陳列してある、ピンク色の小さな箱。何だか凄くイケナイ物を手にしている様な錯覚を覚えます。レジに差し出すと、若いアルバイト店員が、「1700円になります。」と言いながら紙袋に包むのです。げっ!1700円もするのかよ!というショックもさることながら、若い女性に紙袋に包まれる、その得も言われぬ背徳感。コンドームを買うよりも、何かイケナイ物を買っているような、そんな雰囲気が。かと言って
「僕が使う訳じゃありません!」と、言い訳しても、
「じゃあ、どなたが?」
「近所のニャンコに飲ませるのです。」
「ニャンコは便秘なのですか?」
「いえ、ニャンコを懲らしめるために使うのです。」
「それはいけません。容量、用法を守り、正しくお使い下さい。と書いてあります。」
「でも、ニャンコには使わないで下さい。とは書いてありませんよ。」
「それもそうですね。でもラヴ&ピースなので販売出来ません。」
と、なってしまって、ニャンコを懲らしめる事が出来なくなってしまうので、仕方なく僕は便秘なのです。本当は毎日スッキリだけど。と、唇を噛み締めながら屈辱に甘んじる事となるのです。ニャンコを懲らしめるはずが、僕が懲らしめられた気分です。クソッ!