シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

僕の子供とアジアンテイスト

僕の愛車は軽トラというのは以前も少し書いたけれど、この軽トラ、極めてシンプルでありながら機能的であり、経済的であり、遊び心もくすぐるアジアンテイスト溢るる素晴らしき乗り物であって、事有る毎に「軽トラは良いよ」と振れて回っているのだけれど、「バイクを運ぶ」という大義名分が有って本当に良かったと思うのです。だって必要に迫られてもいないのに愛車に「軽トラ」を選ぶ人なんて、変人扱い間違いなしだから。
そんな素晴らしき軽トラも、積載能力と経済性を優先させるあまり(優先というか、それ以外に何も無い)欠点も有って、乗車定員が2人なのです。それでも、むさくるしい独り者とか、ラヴラヴなカップルなら何ら問題は無いんだけど。
休日に奥さんが用事で出掛けることになり、僕は2人の子供の面倒を見ることになった。奥さんは軽トラには乗れない(奥さんはAT限定免許ではないので軽トラの運転が認められないのではなく、奥さんが軽トラの運転を認めないだけなんだけど)ので、必然的に僕らには軽トラしか残されていない。3人と軽トラ。
「何処か出掛けようか?」
「うん!」
いそいそと軽トラに乗り込む3人? タダでさえ著しく安全性の劣る軽トラに、子供2人を乗せて幹線道路を走るのは危険極まりないのです。さすがにこの時ばかりは軽トラも役立たず。それでも子供は狭苦しい助手席で身を寄せ合いながら、コックリコックリ居眠りを始めた。
何の疑問も、躊躇いも無く、僕の古びた軽トラに乗り込む子供達。それもまた、子供達には良い思い出になるのかもしれないね。だから、今度新しい軽トラ買っても良いかな?