8月最後の日曜日、奥さんと子供は24時間テレビ(のパーソナリティの嵐)に夢中で、僕は珍しく日曜日に手持ち無沙汰になり、じゃあギターでも存分に弾こうかと思ったけど暑くてたまんなくて、仕方なくずっと放置していたDVDでも見てみることにしました。「世界最速のインディアン」という映画のDVD。
バイクが好きな人ならこの映画も知っているとは思いますが、インディアンと言うのは頭に羽根飾りを付けて槍持って「アワワワワ!」なんて叫んでる原住民の事じゃなくて、古いバイクの事です。まだアメリカンバイクなどというカテゴリーすら無かった時代のクラシックなバイク。それをニュージーランドの爺さんがアメリカのボンネビルまで持って行って、最高速度記録にチャレンジする、という様な話。ボンネビルでの走行シーンは圧巻で、その速度感が凄く良く出てます。先日見た「SS」の比じゃない。あれはどうやって撮影してるんだろう?まさか本当に300km/hで走らせてる訳じゃないよなぁ。
あらすじだけ見ると何だかありがちな話だなぁと思うのですが、老いぼれ爺さんがニュージーランドからアメリカまで1人でバイクを運び、走るという事がどれ程困難な事か。それをやってのけるバイタリティも凄いのですが、度重なるトラブルにもめげないポジティブな思考と、その都度手を差し伸べてくれる人達が良いです。確かにボンネビルでの走行シーンは素晴しいと思います。でも、そこまでのエピソードもまた素晴しい。走行シーンも圧巻ですが、爺さんのヤリチンぶりもまた圧巻なのです。
なんか人生の教訓みたいな映画でしたね。夢とセックスは諦めるなって事でしょうか(違)
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- 発売日: 2008/07/25
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